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Rafu Shimpo
Oct 12, 20172 min read
若き日のカズオ・イシグロ
今年のノーベル文学賞発表に驚いた。かつて取材を通して身近に感じた作家の受賞だったから。 1989年10月、既に英国の人気作家だったカズオ・イシグロさんは、第3作『ザ・リメインズ・オブ・ザ・デー』売り込みで、カナダ・アメリカを訪れた。シアトルは、目の回るような毎日だったと...
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Rafu Shimpo
Oct 11, 20172 min read
悲しみの先住民の日
全米のいくつかの地域では、10月の第2月曜日は「コロンブス・デー」ではなく「先住民の日(Indigenous Peoples Day)」と制定されている。ロサンゼルス市議会でも今年8月、コロンブス・デーを先住民の日に変更することが決まったばかりだ。 ...
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Rafu Shimpo
Oct 7, 20172 min read
ほうれん草が心臓になった?
先日、ふと目にした記事。『Researchers Turn Spinach Leaf into Beating Heart Tissue』。研究成果はBiomaterials (Journal)誌の Vol.125に発表されている。 ...
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Rafu Shimpo
Oct 5, 20172 min read
続柄などまた日本語のこと
「続柄」の読み方を日本人の9割が間違えているとの報道を見てへーと驚いた。僕自身は日本語には同じ字や単語でも複数多数の読み方が正しいとして存在する例から、続柄も読み方は2つ使うし両方良いと思っていた。例えば日本という国名はニホンもニッポンもどちらも正しい。続柄はツヅキガラとゾ...
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Rafu Shimpo
Oct 4, 20172 min read
逆向きの五合目
「老いとどう向き合うか」―。一芸に秀でた人の助言には含蓄がある。 爽秋、メディアを通じて「出くわした人」が3人いる。五木寛之(85)、弘兼憲史(70)、ビートたけし(70)のお三方だ。 それぞれに功成り名を遂げた高齢者だ。 ...
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Rafu Shimpo
Oct 3, 20172 min read
「そうえつ」
キーボードに「そうえつ」と打った。出て来ない。「やなぎそうえつ」と打って変換したがやはり出ない。「なんや、知らんのん?」とパソコンにぼやきながら、目をこらして見ると、新聞にはルビが振ってあった。「やなぎむねよし」で、民芸運動の「柳宗悦」がやっと出た。「むねよし」と読むとは、...
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Rafu Shimpo
Sep 30, 20172 min read
楽しみな日米の「決戦の秋」
この時季になると、決まって日本がうらやましくなる。四季があり、その折々で風情を味わうことができるからだ。日本で秋といえば、芸術、読書、食欲、スポーツ、実りなどと豊かに表現される。友人から送られた写真の紅葉は、目を楽しませてくれるのはいいが、深まる秋に、哀愁と郷愁を同時に覚え...
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Rafu Shimpo
Sep 28, 20172 min read
一つ真珠、失す
苦難に立ち向かいながら自らの真価を認識させた日系人。そのエピソードを拾い集め、ハワイ・ヘラルド紙に寄稿し、その一部をまとめた「アメリカの真珠」の作者の訃報を目にした。彼女もまた、真珠だと思っていたので、一つ真珠を失った気持ちになった。 ...
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Rafu Shimpo
Sep 27, 20172 min read
甘くて辛いソーダ・タックス
大都市シカゴを含むイリノイ州クック郡の人口は約530万人だが、毎年不動産税は間違いなく増税されているのに万年赤字財政は改善の兆しは見えず、解決法は市民から搾り取ることのみ。課税対象を何に絞るかで郡長官以下が頭を突き合わせて考えた結果、人身御供に上がったのがソーダ・タックス、...
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Rafu Shimpo
Sep 23, 20172 min read
選択肢をもうひとつ
両親から生まれて初めてもらったプレゼントをずっと大切に使いたい。すでにアイデンティティーそのもの。でも目の前には、社会の無理解と法律の壁が立ちふさがっている。そう、これは「名前」の話。 世の中には、名字であれ下の名前であれ、自分の名前が嫌いな人や、変えることにこだわりが...
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Rafu Shimpo
Sep 21, 20172 min read
大相撲、ケガ対策待ったなし
大相撲秋場所が始まりました。出だしからいきなり横綱3人が休場となってしまいました。そして、期待の大関高安が三日目から、大関照ノ富士も六日目から、若手人気力士宇良も四日目からと人気力士の休場が続きます。新聞には、「秋風場所」「故障予防待ったなし」の見出しが躍る現在の状況は異常...
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Rafu Shimpo
Sep 20, 20172 min read
マイノリティーの描かれ方
今、実世界だけでなく、映画の世界でも人種をめぐる争いが頻発している。 「アジア系俳優は表情が乏しいため配役が難しい―」。これは社会学者ナンシー・ワン・ユエン氏のハリウッド俳優と人種差別についての著書の中で、ハリウッドの配役担当者にインタビューした際の言葉として紹介されて...
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Rafu Shimpo
Sep 19, 20172 min read
きもいりどん
日本の9月は、敬老の日を含む連休が、春のゴールデンウィークに対して秋のシルバーウィークという名称で呼ばれるようになりましたが、シニアを敬うための休日というより、シニアからいかに多くの散財をさせようとの意図が悲しいほどの時期でもあります。アメリカでも9月にはグランド・ペアレン...
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Rafu Shimpo
Sep 16, 20172 min read
大学アメフト開幕
ワクワクしてくる。夏から秋の季節の変わり目に、アメフトのシーズンが始まるからだ。ここ地元のロサンゼルスでは、長期間留守にしていた2つのNFLプロチーム、ラムズとチャージャーズが戻ってきた。生で試合を観戦したいアメフト・ファンにとっては嬉しい限りだ。 ...
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Rafu Shimpo
Sep 14, 20172 min read
キャンプ・ハーモニー
裏庭のリンゴが真っ赤に色づく秋となり、ピュアラップ・フェアが始まった。 1900年に始まった同フェアは、ワシントン・ステイト・フェアとなった今も「ピュアラップ・フェア」の名で親しまれ、今年は息子に誘われ親子3代で出かけた。 ...
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Rafu Shimpo
Sep 13, 20172 min read
アメリカ交通事情
ロサンゼルスで運転して30年以上になる。日本との交通法規でそれほど大きな違いは見ないが、解せないものも見かける。最近新設されたバイシクル・レーン。市内のいろいろなエリアで見かけるが、利用者が少ないように見受ける。雨の少ない南カリフォルニアで自転車の利用を奨励するのは理解でき...
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Rafu Shimpo
Sep 12, 20172 min read
耐えて諦めず
日本は今夏は自然災害も多く、異常に暑い日が続いたようだ。ちょっとの外出でも汗が噴き出て、ぐったりする、というような話を聞くと、気の毒としか言いようがない。 ところが快適な夏のはずのカリフォルニアでさえ、ヒートウエーブ警報が出る日が続いた。温暖化は確実に地球規模で日常とな...
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Rafu Shimpo
Sep 9, 20172 min read
アメリカ版万里の長城
トランプ氏が米墨国境にフェンス(壁)を作るといまだに言っているが、さっさと作ればいいのに。フェンスは9メートルの高さを考えているようだが乗り越えたり、壊されたり、地下に穴を掘られたりとあまり役には立ちそうにもないだろうに。 ...
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Rafu Shimpo
Sep 7, 20172 min read
舞 鶴 港
先月日本でちょうど終戦記念日だった8月15日、京都市内から山陰線で一日かけて舞鶴の「引き揚げ記念館」を訪れた。以前書いた鹿児島県知覧の特攻平和記念館や長野の出征画学生の遺作展示の無言館を訪問した時と同じで涙を拭きつつ歴史展示を見て回った。 ...
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Rafu Shimpo
Sep 6, 20172 min read
「戦後ゼロ年」
8月、NHKスペシャル『本土空襲・全記録』と『戦後ゼロ年 東京ブラックホール』を見た。 これまで極秘だった膨大な量のGHQやCIAの機密文書とフィルムに基づいてNHKが制作した超一級ドキュメンタリーだ。 米軍は当初、府中の中島飛行機工場を狙った。だが1万メートル上空...
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