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Rafu Shimpo
May 1, 20182 min read
春らんまん
去年は菜の花で丘一面が真黄色に染まっていたのに、今年はちらほら。一体どうしたのかしら、という声をよく聞く。答えは簡単。冬に雨が少なかったからだ。自然界の植物は実に正直だ。冬、雨が多ければ、何年も土中で眠っていた種も芽吹き、見事に花咲く。そしてこの世のものとは思えないほどの美...
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Rafu Shimpo
Mar 6, 20182 min read
住めば都
日本人は繊細な情緒を持つ民族で、日本語はその情緒を自由自在に表現できる言語だから、俳句や短歌が盛んなのだろう。その文化的背景があるから、ことネーミングなども、実にピッタリの表現がある。まさに、その通り、よく言ってくれた、と膝を叩きたくなる言葉が多々ある。住めば都、という言葉...
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Rafu Shimpo
Feb 22, 20182 min read
冬を求めて
冬季オリンピック会場は極寒、記録的な大雪の日本、日本だけでなく東部の寒波の中、このLAの陽気に冬だということを忘れる。ここ数日は、やっと冬が来たか、という寒さにはなったが。 予定がキャンセルされて、日数の余裕ができたので、日本行きを思い立った。この寒い時に、と周りの人た...
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Rafu Shimpo
Feb 17, 20182 min read
利用される「ヨガ」
「やっぱりドン引きしちゃうよね」と仲のいいヨガの先生は言う。パッと聞いて引いてしまう言葉なんて、身近にそうそうない。 ロサンゼルスで始めたヨガ。いま通っているのはなぜか「New York」の名も入ったヨガスクール。スタジオもキレイでおしゃれ。「LA発」とか「NYセレブに...
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Rafu Shimpo
Dec 7, 20172 min read
チバニアン
先月日本滞在中に「チバニアン」が大きな話題になった。LAで報道を見た人も多いだろう。チバニアンとはラテン語でチバ時代を意味し、チバとは千葉県の千葉。興味が出て素人だが調べて見た。まず千葉の名は多くの葉が繁茂するに由来するらしく律令以前の古代からの古い地名らしい。確かに緑多く...
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Rafu Shimpo
Oct 26, 20172 min read
逆転劇
29年ぶりのナ・リーグ優勝を決めたドジャース。ワールドシリーズが始まった。優勝パレードが見たい! リーグ優勝までに9回裏の逆転勝ちがあったが、あの勝ち方は熱狂する。このまま負けるのか、勝ってほしいというファンの願いとチームの気合が逆転ホームランを呼ぶ。 ...
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Rafu Shimpo
Oct 24, 20172 min read
ふたつの真実
LAでの八代亜紀さんのコンサートが行われたときに、あるモンゴルの国民的な愛唱曲が歌われました。『JAMMAS真実はふたつ』というタイトルのこの歌には、一人の女性が生まれて死んでいくという生涯が綴られていました。「私が生まれた日 父さんもそして誰も みんな笑って喜んだ 泣いた...
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Rafu Shimpo
Sep 30, 20172 min read
楽しみな日米の「決戦の秋」
この時季になると、決まって日本がうらやましくなる。四季があり、その折々で風情を味わうことができるからだ。日本で秋といえば、芸術、読書、食欲、スポーツ、実りなどと豊かに表現される。友人から送られた写真の紅葉は、目を楽しませてくれるのはいいが、深まる秋に、哀愁と郷愁を同時に覚え...
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Rafu Shimpo
Aug 15, 20172 min read
終戦の日に
映画監督の大林宣彦監督は1年程前、新作映画撮影の前日に肺がんの第4ステージ、余命3カ月の宣告を受けていました。宣告を半年以上超えて東京の映画祭の授賞式で語ったのは、自分自身のことではなく、世界から戦争が無くなる日を願うメッセージでした。故・黒澤明監督が若き日の大林監督に語っ...
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Rafu Shimpo
Jul 26, 20172 min read
LAから日本文化発信
「ロサンゼルスから発信された日本文化がアメリカ人の心に響き、日本に興味を持つきっかけになってくれたら嬉しい」。先日伺った南加宮城県人会のピクニックでメンバーのひとりがこう話した。 LAの日系コミュニティーの夏の祭典・二世週祭と同時に開催されるLA七夕祭りで飾られる七夕飾...
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Rafu Shimpo
May 27, 20172 min read
英語の略語文化
日本人は言葉を略したがる文化を持つと言われる。 パソコン、リモコン、ゼネコン、ワープロ、アニメ、コンビニ、エアコン、カーナビ、ファミレス、デパチカ、ビーサン(ビーチサンダル)、アケオメ、セクハラ、キムタク、ミスチル、ドリカム、スマホ、マザコン、イケメン等だ。 ...
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Rafu Shimpo
Mar 18, 20172 min read
優勝の胴上げを披露しよう
第4回ワールド・ベースボール・クラシックで、3度目の頂点を目指すわれらの「侍ジャパン」がいよいよ、ロサンゼルスに乗り込んでくる。初代王者は2連覇したものの、前大会は準決勝で散った。何としてもあと2勝を挙げ、雪辱を果たそうとする意気込みが伝わってくる。 ...
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Rafu Shimpo
Feb 23, 20172 min read
台湾川柳
4年前にこの稿で「ある和歌集」と題して現代版「台湾万葉集」について書いたことがある。戦前から戦後そして今も日本語を愛する台湾の人々が高い日本語の能力で熱心に集まり詠み続けている和歌集を取り上げた。逆境といえる歴史環境の中で台湾の人々が日本語で人生を織り込んだ命と生活の歌、心...
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Rafu Shimpo
Dec 29, 20162 min read
正月
年の瀬。正月が近づく。ふと子供の頃の日本の正月を思い起こした。生まれ育った実家は東京の真ん中の文京区。 元旦の朝はきちんと早起きしていつもより良い服を着た。新年を迎えるのは子供心にも改まった気持ちで、空気も引き締まって清らかな感じがした。前夜、31日の夜は紅白歌番組にゆ...
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Rafu Shimpo
Oct 27, 20162 min read
LAの交通渋滞事情
この2、3年、里帰り旅を終えて日本からLAに発つ時につい「アー、戻るとまたあれか」と思うようになった。あれとはLA生活で日々の車の運転のこと。以前は無かったから一つは年のせい、もう一つは年々渋滞が酷くなる交通状況が原因か。何処にも運転の生活。酷い渋滞も我慢しかない。混雑が続...
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Rafu Shimpo
Oct 20, 20162 min read
みだしなみ
文化の違いはここからか、と日本での体験で思った。3~4歳の子供が出かけるとき、日本では小さいおもちゃ、ティッシュ、ハンカチ、おやつなどをリュックとか、肩掛けバッグに入れて子供自身が持ち歩く。こちらに住んでいる子供は違うと聞いた。確かに、日本でかわいいリュックを背負っている子...
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Rafu Shimpo
Oct 13, 20162 min read
海外日系人大会
ご存知でしょうか。世界各地から日系人が集まる海外日系人大会が、今年も10月24日から3日間東京で行われます。 第二次大戦後、米国各地の日系人が提唱し、日本への救援物資として粉ミルクなどの食料品や衣料品を送った「ララ物資」が届きました。推定400億円といわれるララ物資の2...
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Rafu Shimpo
Sep 29, 20162 min read
ロサンゼルスの空気
LAに長年住むと、亜熱帯的で季節感に乏しい環境の中で日本人的な四季の移ろいへの細かい感覚が鈍化するような気がするが、一方で過ごしやすい気候に恵まれた地だとは思う。二兎は追わず無い物ねだりはしない心境だ。LAはすぐ回りに山も海も砂漠もある良さがあり、広い空間があって人々の心の...
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Rafu Shimpo
Sep 24, 20162 min read
お疲れさま、LAの声
「ドジャースの声」と称される伝説的アナウンサー、ビン・スカリーさんが、67年間の実況人生に、惜しまれながら、あと10日あまりで終止符を打つ。「お疲れさま」「ありがとう」と言いたい。 1927年、ブロンクス生まれのニューヨーカーが地元でデビューしたのは、大学を卒業した翌年...
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Rafu Shimpo
Aug 4, 20162 min read
諸都市の人の歩く速さ
若い頃から歩行速度が割と速かったせいか、日本国内や世界の各地を訪れた時にいつもその土地の人々の歩く速さに目が行く。昔、東京で商社勤務の時代に街を歩いて僕より歩くのが速いと思った人は、会社の9歳上の上司ただ一人だった。実に速い人だった。その僕が見て日本国内はどこに行っても東京...
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