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Rafu Shimpo
May 12, 20182 min read
うまい棒がつなぐ幸せ
ゴールデンウィークに車で遠出をした。大人の遠足。もちろんおやつ持参。「300円以内」の制限はないけれど、つい手に取ってしまうのはあの1本10円の駄菓子。子供の頃からの定番で、いまや20種類くらいの味がある。 1979年に発売された「うまい棒」。ハワイやロサンゼルスの日系...
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Rafu Shimpo
Apr 14, 20182 min read
春、根を下に広く
桜の季節に合うピアスをつくってみた。パーツはピンクのビーズやクリスタル。シンプルだけど華やかさもある。なかなか上出来で、会社に行くとき気分が上がる。職場の女性たちにもプレゼントしたら、売ってみたら? とすすめられた。 ちょっと市場を調べてみて感じたのは…すでに「飽和状態...
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Rafu Shimpo
Mar 17, 20182 min read
考えるな、行動せよ
口を開けば「つまらない、退屈だな」―とネガティブなフレーズが呪文のように出てくる今日この頃。そんな時、職場の台湾人はピアスを一緒に作ろう! と誘ってくるし、イギリス人の同僚はコーヒーを飲みに行こう! と気分転換を促してくる。何気ない「アクション」が、心の渇きを潤してくれる。...
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Rafu Shimpo
Feb 17, 20182 min read
利用される「ヨガ」
「やっぱりドン引きしちゃうよね」と仲のいいヨガの先生は言う。パッと聞いて引いてしまう言葉なんて、身近にそうそうない。 ロサンゼルスで始めたヨガ。いま通っているのはなぜか「New York」の名も入ったヨガスクール。スタジオもキレイでおしゃれ。「LA発」とか「NYセレブに...
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Rafu Shimpo
Jan 20, 20182 min read
頑張れ、私のHERO
待っていました、とばかりにヒーローが現れた。素直にそう思った。こんなこと、人生でそうそうないのではないか。 あなたが実現しようとしている社会に100パーセント賛成します。声をあげてくれてホントありがとう。手伝えることがあれば何でもします。なーんて、心の中で呟いている。 ...
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Rafu Shimpo
Dec 16, 20172 min read
くもり、のち晴れ
空はどんより曇り空。しかも寒いし、雨も雪も降る。太陽はなかなか昇らないのに、あっという間にいなくなる。気分が沈むのは天気のせいかなと思いつつ、それが言い訳であるというのも分かっている。 休みをもらってドイツの首都ベルリンへ。「東」の風情を味わってみたくて旧東ベルリンを中...
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Rafu Shimpo
Nov 18, 20172 min read
多様性なき「国際」
外国語が得意だったり、旅行や文学などで外国文化に多く触れていたり、身近に外国から来た人たちがいたり。それでも、保守性や排他性を持ってしまう日本人がいるのはなぜだろう。 楽しみにしていた初めての飲み会。しかし、参加者は20人ほどの日本人だけだった。職場の3分の1を占める外...
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Rafu Shimpo
Oct 21, 20172 min read
最大の敵は無関心
朝から晩まで働いて、疲れて帰って寝る。もらった給料から家賃を払い、1人の社会人として自立した生活を送る。日々生きていくだけで、自分のことを考えるだけで、精一杯だったりもする。 「あなたはどうしてこの問題に関心があるの?」と同僚に不思議がられることがよくある。そんな質問を...
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Rafu Shimpo
Sep 23, 20172 min read
選択肢をもうひとつ
両親から生まれて初めてもらったプレゼントをずっと大切に使いたい。すでにアイデンティティーそのもの。でも目の前には、社会の無理解と法律の壁が立ちふさがっている。そう、これは「名前」の話。 世の中には、名字であれ下の名前であれ、自分の名前が嫌いな人や、変えることにこだわりが...
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Rafu Shimpo
Aug 26, 20173 min read
白人好きな日本人
1人の日本人を取り囲む白人たち。多くはスーツ姿の男性。通勤中の地下鉄で見た英会話学校の広告だ。日本も少しは多様性を重視する社会になったと思っていたが、このあまりのステレオタイプぶりに辟易する。 先生を自由に選べる英会話学校では白人の講師が人気だとアジア系ネイティブたちに...
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Rafu Shimpo
Jul 29, 20172 min read
呼吸さまさま
目を閉じてゆっくり息を吸い、そして吐く。普段は意識しないけれど、わざわざ呼吸に意識を向ける。「お腹がすいた」とか「明日はコラムの締め切りだ」とか、頭の中にあるいろんな邪念を振り払い、ただただ呼吸の音に耳を澄ますことに集中する。 ...
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Rafu Shimpo
Jul 1, 20172 min read
「美白」至上主義
久しぶりに東京の美容院に行ったらこう言われた。「日焼けしていますね。こんなヘアカラーにすると顔が『美白』に見えておススメですよ」と。 一瞬目が点になりながらも、あえて議論を避け「お任せします」とだけ答えた。しかし心の中はざわついていた。 ...
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Rafu Shimpo
Jun 3, 20172 min read
私は「カフェ中」
アル中にヤク中、ギャンブル中毒。中毒症状はそう簡単には抜け出せない。その気持ちがよくわかる気がする。だって私は「カフェ中毒」なのだ。単にコーヒーが好きなのか、毎日行きたくなるくらいカフェの雰囲気が好きなのか、自分でもよく分からない。 ...
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Rafu Shimpo
May 6, 20172 min read
「ガイジン」であること
ちょっとびっくりしたのは、英語ネイティブのエディターたちが職場で日本語を話さないことだ。滞在歴10年から30年の「ベテラン外国人」たち。世間話でも日本語は出てこない。 彼らの多くは日本人女性がパートナー。和柄の短パンに雪駄(せった)で出勤してくる人もいるし、日本国籍を取...
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Rafu Shimpo
Apr 8, 20172 min read
羅府ストーリーは突然に
久々に日本の桜をゆっくり楽しもうかとのん気に考えていた。そうしたら、突然東京のど真ん中で働くことになって、日々あくせくしている。 満員の地下鉄に乗るとか、高層ビルの合間をサラリーマンとともに早歩きするとか、今までの人生で全く縁のなかった世界だ。ドラマや映画の中であたふた...
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Rafu Shimpo
Mar 11, 20172 min read
春、先入観捨て街へ出よう
アカデミー賞で「幻のオスカー」となった「LA LA LAND」。日本でも公開されて早速見に行った。長回しで撮影された冒頭のダンスシーンは、何度となく車を走らせたフリーウエー。物語のカギとして描かれるグリフィス天文台。見慣れた景色のオンパレードで懐かしくなった。 ...
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Rafu Shimpo
Feb 11, 20172 min read
走る、そして生きる
元気がないとき、日系人の友人が海の向こうから檄(げき)を飛ばしてくれる。「まだ私の半分も生きていない。人生はこれからだ」。もうすぐ傘寿を迎える人生の大先輩。若い頃を懐かしみ、体の衰えに戸惑いながらも、アメリカに渡った日本人について研究し執筆する。若者を励ましつつ走り続ける。...
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Rafu Shimpo
Jan 14, 20172 min read
感動か絶句か?
2017年の初笑い。落語家・立川志の輔さんの高座を聞きに行った。普段から落語に触れる機会もなければ、生で見るのも初めて。師匠の話芸に完全に心を奪われた。 最近のニュースや世相など身近な話題で心をつかみ、突然エンジンがかかったようにスピード感を増して本題へ。まるで別の人が...
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Rafu Shimpo
Dec 10, 20162 min read
日本女性の地位とトランプ
しばらく日本で暮らすことになった。美しい自然においしい食事、サービスの良さや時間に正確な交通機関、ごみのないきれいな街、そして国民皆保険制度…。多くの魅力があり世界中から観光客もやってくる。 しかし日本での生活に息苦しさを感じてしまうのはなぜなのか。ハワイやロサンゼルス...
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Rafu Shimpo
Nov 12, 20162 min read
アウトサイダーたちの勝利
誰がこんな結果を予想しただろうか。テレビの前で一喜一憂し、最後は絶叫した。トランプ氏が逆転勝利。アウトサイダー。異端児。誰も本気で大統領になるなんて思っていなかっただろう。 2週間前、日本でも前評判を大きく覆す歴史的勝利があった。プロ野球日本シリーズでの北海道日本ハムフ...
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