Rafu ShimpoNov 1, 20177 min read日系農民が築いた礎、魚が飛ぶ庶民市場:シアトル(ワシントン)②シアトルっ子のソウル(魂)として愛される、パイク・プレイス・マーケット テック・シティーへと変貌を続けるシアトルで、これだけは変わらないなあと思うのは、いつも雨を待っているような曇り空と、パイク・プレイス・マーケットだ。 ...
Rafu ShimpoSep 22, 20177 min readエメラルドからアマゾンへ、変わる大都市:シアトル(ワシントン)①「モポップ」から走り出すモノレール シアトルは、私にとって思い入れのある街だ。大学時代、春休みを利用して、シアトル大学のESLプログラムに短期留学した。世界中の留学生と友達になり、寝る時間も惜しいほど、よく学びよく遊んだ。 ...
Rafu ShimpoMay 24, 20178 min readニミッツの故郷、日米戦禍と絆の象徴に:フレデリックスバーグ(テキサス)②「全米太平洋戦争博物館」の入り口。戦艦が展示されている チェスター・ウィリアム・ニミッツは、第二次世界大戦の太平洋艦隊司令官。いわばアメリカの対日戦争における海軍トップだ。陸軍出身のダグラス・マッカーサーがあまりにも有名なので、その陰に隠れがちだが、アメリカの軍事史を語る上...
Rafu ShimpoMay 3, 20174 min read野花が満開、ヒルカントリー:フレデリックスバーグ(テキサス)①ドライブしながら花見が楽しめる カリフォルニアの記録的な干ばつは、4月上旬に州知事の宣言でようやく終息。冬に降った大雨のおかげで、砂漠に花が咲き乱れ、25年に一度あるかないかという「スーパーブルーム現象」を見ようという花見客で渋滞した。...
Rafu ShimpoApr 19, 20174 min read新移民たちが耕した、肥沃な大地:ローダイ(カリフォルニア)②ローダイのダウンタウンのシンボルのゲート ローダイがあるサンホアキン郡は、東にそびえるシエラネバダ山脈のふもとに、細長く広がる土地だ。北からサクラメントリバー、南からサンホアキンリバーが流れ込み、ここで交わる。 夏の日中は暑いが、夕方になれば「デルタ・ブリーズ」と呼ばれるそ...
Rafu ShimpoApr 13, 20174 min read新星ワインカントリー:ローダイ(カリフォルニア)①「Lucas Winery」のブドウ畑でのテイスティング 北カリフォルニアのワインカントリーといえば、王道のナパやソノマ以外の新興地が穴場として注目されるようになって久しい。けれど、「ローダイ」(Lodi)といわれると、まだ首をかしげる人がいるかもしれない。 「Lucas...