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Rafu Shimpo
May 9, 20182 min read
ネット依存という現代病
「やめられない、止まらない―」。筆者が子供だった頃、日本で耳にしたことがある某菓子メーカのCMソングのフレーズだ。一度食べれば夢中になってしまうというメッセージを込めているのだろう。 やめられない、止まらない現象は好転的に働けば(例えば勉強など)いいのだが、一歩間違えれ...
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Rafu Shimpo
Apr 11, 20182 min read
伝統か人命か
「日本の伝統芸能の歌舞伎は女性が役者になれないって聞いたけどそれホント? 今でもそうなの?」 アメリカに来て間もないころ、アメリカ人からこんな質問を受けた。「そうか、そういう捉え方もあったのか―」。日本にいた頃はそんなことを聞かれたこともなかったから、外から見ると別の見...
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Rafu Shimpo
Mar 14, 20182 min read
介護、安心して委ねられたら
自分を育ててくれた愛する父母が、自分の知らぬ間に暴力を振るわれていたら。信頼して預けたはずの施設でそのような事態が起こっていたら、後悔、自責の念とともに、弱者を狙った卑劣な行為に怒りを抑えることはできないだろう。 先日、ショッキングな日本のニュースを目にした。厚生労働省...
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Rafu Shimpo
Feb 14, 20182 min read
人間を超えるAI
愛くるしい瞳に賢い頭脳。おまけになんでもテキパキこなしてしまう。こんな要素に恵まれたら、誰からも必要とされる存在になること間違いなしだ。人のことではない。AI(人工知能)を活用したロボットのことである。 自ら思考する能力が備わっているAI。近年AIを活用した商品のニュー...
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Rafu Shimpo
Jan 17, 20182 min read
健康に過ごせる年に
年が明け日系コミュニティーに訪れるのは新年会シーズン。南カリフォルニア地区の各県人会や日系諸団体は毎年この時期に新年会を開催する。毎週末、各団体が開催するため、新年会シーズンは1月から3月末まで続く。 毎週末式典に出席し多忙を極める人からは悲鳴の声も聞こえる一方、親子3...
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Rafu Shimpo
Dec 13, 20172 min read
山火事の中のヒーロー
その人には片耳がなく、顔の至るところにはやけどの跡が残っていた。その傷跡は炎の恐ろしさを静かに物語っていた。 以前、取材で向かった式典にロサンゼルス市消防局の隊員が出席していた。ちょうど山火事が発生していた時期で、救援要請にいつでも応えられるよう、彼らが着席していた席の...
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Rafu Shimpo
Nov 15, 20172 min read
「知足者富」本当の豊かさ
もうすぐ感謝祭。感謝祭の日はターキーを食べ、家族水入らずの時間を過ごすのがアメリカの定番だ。しかし家族との団らんより、翌日のブラックフライデーのセールに関心がいってしまっている人も多いのではなかろうか。電化製品や洋服などすべてが大幅に安くなるのだから、年に1度のチャンスを逃...
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Rafu Shimpo
Oct 11, 20172 min read
悲しみの先住民の日
全米のいくつかの地域では、10月の第2月曜日は「コロンブス・デー」ではなく「先住民の日(Indigenous Peoples Day)」と制定されている。ロサンゼルス市議会でも今年8月、コロンブス・デーを先住民の日に変更することが決まったばかりだ。 ...
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Rafu Shimpo
Sep 20, 20172 min read
マイノリティーの描かれ方
今、実世界だけでなく、映画の世界でも人種をめぐる争いが頻発している。 「アジア系俳優は表情が乏しいため配役が難しい―」。これは社会学者ナンシー・ワン・ユエン氏のハリウッド俳優と人種差別についての著書の中で、ハリウッドの配役担当者にインタビューした際の言葉として紹介されて...
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Rafu Shimpo
Aug 22, 20172 min read
生かされぬ過去の教訓
二世週祭で賑わう小東京の2街で、ふとピンク色に塗られた壁画に目が止まる。そこにはこう書かれていた。「Where is the love」。この言葉に10年以上前、世界的ヒットとなった米音楽グループ「The Black Eyed...
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Rafu Shimpo
Jul 26, 20172 min read
LAから日本文化発信
「ロサンゼルスから発信された日本文化がアメリカ人の心に響き、日本に興味を持つきっかけになってくれたら嬉しい」。先日伺った南加宮城県人会のピクニックでメンバーのひとりがこう話した。 LAの日系コミュニティーの夏の祭典・二世週祭と同時に開催されるLA七夕祭りで飾られる七夕飾...
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Rafu Shimpo
Jun 21, 20172 min read
長命と健康への心得
今からおよそ400年前、「人生50年」といわれた時代に108歳まで生きた超人がいた。徳川家康の参謀として仕え、実はその正体が生き延びた明智光秀なのではないかという説もある僧侶・天海。彼は長寿の秘訣を聞かれた時、こう答えたという。「長命は粗食、正直、日湯、だらり、ときおり下風...
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Rafu Shimpo
May 24, 20172 min read
少年よ、大志はどこへ
「少年よ、大志を抱け」。1877年、札幌農学校(現在の北海道大学)の初代教頭のウィリアム・スミス・クラーク博士は日本を去る際、この言葉を学生たちに残し米国に戻ったという。 夢は大きく。夢や憧れは大きければ大きいほど、人生にワクワク感をもたらしてくれる、そう思っていた。し...
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Rafu Shimpo
Apr 26, 20172 min read
スーパーエイジャー
「あの人高齢だけど、頭はとってもクリアよ」。あなたの周りにいるそんな人、もしかしたらその人、「スーパーエイジャー」かもしれません。 スーパーエイジャー、それは80歳を超えてもなお、55歳前後と同じ程度の記憶力を持つ人々のことをいう。 ...
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Rafu Shimpo
Mar 29, 20172 min read
黄金の西部、再び
ゴツゴツとした岩肌と乾ききった大地は、かつて咲き誇った花々を思い懐かしむように、ただ灼熱の太陽の恵みだけを吸収しているかのように見えた。5年におよぶ干ばつでカリフォルニア州ではもはや、あたり一面を覆い尽くす美しい花々をみることは不可能かと思われていた。 ...
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Rafu Shimpo
Mar 1, 20172 min read
情熱は年齢に勝る
「人は60歳や65歳になると人生これで終わりと思うもの。しかし年齢は自分が感じた歳で決まる。歳がいくつであろうとやれる仕事はたくさんある」。65歳でケンタッキー・フライドチキン(KFC)を起業したカーネル・サンダースはこんな言葉を残した。 ...
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Rafu Shimpo
Feb 1, 20172 min read
笑いに勝る良薬なし
「幸福だから笑うのではない。笑うから幸福なのだ」。20世紀初頭に活躍したフランスの哲学者アランは著書「幸福論」の中でこんな言葉をつづっている。みなさん今年の初笑いは思いきり笑えましたか? 笑うとその場の空気が明るくなるだけでなく、自然と幸福な気持ちになるもの。実際、笑いには...
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Rafu Shimpo
Dec 7, 20162 min read
いくつになっても生き生きと!
89歳の男性の魂の叫びに世界中が注目した。「『退屈』で死にそうです。私を救って下さい!」 英国在住のジョー・バートレーさんは先日、地元紙に求職広告を掲載した。「職望む。89歳の高齢者。週20時間以上の勤務希望。清掃や簡単な庭仕事、日曜大工など、まだまだなんでもできます」...
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Rafu Shimpo
Nov 9, 20162 min read
世界のミフネ、ハリウッドの星に
一度見たら決して忘れられない強烈な存在感をその男はスクリーンに残した。世界で「サムライ」と聞けば、彼の名を思い浮かべる人も多いかもしれない。 三船敏郎は日本映画史の中で、もっとも有名な俳優の一人だろう。1947年に映画デビューし、以降、黒澤明監督の作品に数多く出演したこ...
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Rafu Shimpo
Oct 12, 20162 min read
コミュニティーへの献身
バケットリスト。それは「死ぬまでにしたいことリスト」のことをいう。数年前、モーガン・フリーマンとジャック・ニコルソン主演の同名の映画が上映されたのは記憶に新しい。がんで余命宣告された2人の主人公がバケットリストに書いた死ぬまでにしたいことを一緒に達成していく物語だ。後悔先に...
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