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Rafu Shimpo
Apr 12, 20172 min read
超高齢化社会
3月、2週間ほど日本に滞在した。 行く先々で感じたのは、元気なお年寄りが増えていること。 折から日本老人医学会は、高齢者の定義を75歳以上に引き上げるよう提言している。 これまで「前期高齢者」としてきた65歳から74歳の人を「准高齢者」、「後期高齢者」のうち75...
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Rafu Shimpo
Apr 11, 20172 min read
アメリカの資格
資格がないと働けない職業は五万とあるだろう。一度取得するとパーマネントに使えるものもあれば、何年か毎に取り直すものもある。リアルターや公証人の資格もその一つ。4年毎だ。必要な書類を揃えるだけでも面倒だが、数年おきに勉強し、テストを受けるのも、気が重い。年齢を重ねるにつけ、頭...
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Rafu Shimpo
Apr 8, 20172 min read
羅府ストーリーは突然に
久々に日本の桜をゆっくり楽しもうかとのん気に考えていた。そうしたら、突然東京のど真ん中で働くことになって、日々あくせくしている。 満員の地下鉄に乗るとか、高層ビルの合間をサラリーマンとともに早歩きするとか、今までの人生で全く縁のなかった世界だ。ドラマや映画の中であたふた...
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Rafu Shimpo
Apr 1, 20172 min read
マーチマッドネス大詰め!
「マーチマッドネス」といえば、毎年この時期3月を中心に開催される全米バスケットボール大会を指す。プロとはまた趣向が違い、何よりもトーナメント方式なので、一試合ごと真剣勝負でスポーツファンを熱狂させる。ひたむきに挑む若者の姿に感動するのだ。 ...
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Rafu Shimpo
Mar 23, 20172 min read
だめ人間
浪曲(浪花節ともいう)という演芸は私の知る限り、戦後のラジオの時代に人気絶頂を極めたが、いまでは日本の演芸の主流から少々はずれてしまっているようで、私のようなファンからすると少々さびしいかぎりだ。 広沢虎造(二代目)の『清水次郎長伝』、玉川勝太郎(二代目)の『天保水滸伝...
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Rafu Shimpo
Mar 22, 20172 min read
言葉の雑談
磁針欄に拙文を書き始めて6年。振り返ると始め3年程はほとんど毎回日本語を題材に独断勝手文を続けていた。やまと言葉という言の葉を愛する者として母国語である日本語に馴染み、その奥深さを味わえる日本人に生まれた幸せを思う。さて今回は勝手雑談綴り。 ...
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Rafu Shimpo
Mar 21, 20172 min read
私の青空
鹿児島中央駅前の階段を降りると、『若き薩摩の群像』という銅像が迎えてくれました。これは初代文部大臣になった森有礼や後に米国のブドウ王と呼ばれた長沢鼎など、江戸時代の末期に薩摩藩から国禁を犯して海外留学を果たした19名の若者たちを称える像として作られたものです。さらに鴨池港か...
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Rafu Shimpo
Mar 18, 20172 min read
優勝の胴上げを披露しよう
第4回ワールド・ベースボール・クラシックで、3度目の頂点を目指すわれらの「侍ジャパン」がいよいよ、ロサンゼルスに乗り込んでくる。初代王者は2連覇したものの、前大会は準決勝で散った。何としてもあと2勝を挙げ、雪辱を果たそうとする意気込みが伝わってくる。 ...
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Rafu Shimpo
Mar 15, 20172 min read
子ども食堂
日本はいまかつてないほどのラーメン・ブームだ。とくに全国にチェーン店を展開する博多とんこつラーメンの「一風堂」はどこの店も長蛇の列らしい。 久しぶりに日本に一時帰国し、東京・世田谷の親戚付き合いをしている友人宅に旅装を解いた。 ...
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Rafu Shimpo
Mar 14, 20172 min read
都市のスポンジ化
スポンジ化とは何だろうと興味を持つと、それは今、日本の都心でたくさんの空き家がそのまま放置されている現象を指しているのだそうだ。 昨年暮れ日本に帰国した時、住宅街を歩いていると、草ぼうぼうになり、荒れ果てた住宅があちこち目に付いて、驚いた。横浜郊外の平均的住宅街であった...
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Rafu Shimpo
Mar 11, 20172 min read
春、先入観捨て街へ出よう
アカデミー賞で「幻のオスカー」となった「LA LA LAND」。日本でも公開されて早速見に行った。長回しで撮影された冒頭のダンスシーンは、何度となく車を走らせたフリーウエー。物語のカギとして描かれるグリフィス天文台。見慣れた景色のオンパレードで懐かしくなった。 ...
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Rafu Shimpo
Mar 9, 20172 min read
両陛下のベトナム・タイご訪問
このたび天皇・皇后両陛下は初めてベトナムを親善訪問されました。ベトナムでは国賓としてクアン国家主席夫妻の晩餐会に招かれ、手厚い歓迎に感謝すると共に、8世紀の昔から両国には文化や交易の交流があり、現在も18万人ものベトナムの人たちが留学生、看護師、介護福祉士などで在留している...
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Rafu Shimpo
Mar 7, 20172 min read
年を重ねる
暇つぶしに書店へ寄ったら、文庫本の表紙いっぱいの佐藤愛子の満面の笑顔が目飛び込んできた。93歳でこのアップ! 肌はつやがあり、以前よりも若々しくさえ見える。ついその笑顔に引かれて買ってしまったが、本の中身は、期待外れだった。よく見たら、これまでの講演などの「語りおろし」とあ...
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Rafu Shimpo
Mar 2, 20172 min read
ともしび文庫
「今日、ともしび文庫の鍬入れ式がありました」と、嬉しそうに友人。 2月半ばのある日のことだ。「建築許可が2月末で切れるのに建設のメドが立たず、もう諦めそうになりましたが、地元の建築会社が無料で基礎工事をしてくれることが急きょ決まり…」と続けた。 ...
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Rafu Shimpo
Mar 1, 20172 min read
情熱は年齢に勝る
「人は60歳や65歳になると人生これで終わりと思うもの。しかし年齢は自分が感じた歳で決まる。歳がいくつであろうとやれる仕事はたくさんある」。65歳でケンタッキー・フライドチキン(KFC)を起業したカーネル・サンダースはこんな言葉を残した。 ...
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Rafu Shimpo
Feb 25, 20172 min read
モールス信号
先日ちょっとしたひょうしに高校時代の担任のことを思い出した。英語の先生で多趣味。その趣味の一つにモールス信号があった。 ご存じかと思うが、「・」と「―」の組み合わせで日本の場合は五十音を、英語の場合はアルファベットを表す。もちろん日英語での関連はないので、片方を知ってい...
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Rafu Shimpo
Feb 23, 20172 min read
台湾川柳
4年前にこの稿で「ある和歌集」と題して現代版「台湾万葉集」について書いたことがある。戦前から戦後そして今も日本語を愛する台湾の人々が高い日本語の能力で熱心に集まり詠み続けている和歌集を取り上げた。逆境といえる歴史環境の中で台湾の人々が日本語で人生を織り込んだ命と生活の歌、心...
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Rafu Shimpo
Feb 22, 20172 min read
『想定ない』
落語に「日和違い」というのがあり、ハチ公と易者先生との間で次のようなやりとりがある。 ハチ公「先生、明日の天気は雨かい、それとも曇りかい?」 易者「うん、明日は 雨が降る天気じゃあないよ」 ハチ公「そうかい。雨は降らねえのか。ありがとよ」 ...
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Rafu Shimpo
Feb 11, 20172 min read
走る、そして生きる
元気がないとき、日系人の友人が海の向こうから檄(げき)を飛ばしてくれる。「まだ私の半分も生きていない。人生はこれからだ」。もうすぐ傘寿を迎える人生の大先輩。若い頃を懐かしみ、体の衰えに戸惑いながらも、アメリカに渡った日本人について研究し執筆する。若者を励ましつつ走り続ける。...
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Rafu Shimpo
Feb 4, 20172 min read
ニューキャビネット
新政権閣僚の人事承認審議が上院議会で進行中だ。Cabinetは、大統領をアドバイスする役割で、副大統領1名、各15省の長官を含め全員で16名。 大統領権限継承順位(副大統領、下院議長、上院議長以降)は、国務長官、財務長官、国防長官、司法長官、内務長官、農務長官、商務長官...
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