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Rafu Shimpo
Mar 30, 20162 min read
消費大国のもったいない精神
消費大国、米国で暮らす日系人の家庭では、親子間でも物に対する考え方の違いが顕著に現れているようだ。 日本で生まれ育ち、物心ついてから渡米した新1世は、物を大切に扱う習慣があるように思う。ある時、取材先で出会った新1世のご婦人は、食べ物を残して捨てることができず、外食で食...
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Rafu Shimpo
Mar 19, 20162 min read
災害情報は母国語でも
命や生活に関わる災害情報を多言語で発信する大切さをあらためて痛感したのは、5年前の東日本大震災の取材でのことだった。 被災地には日本人だけでなく、外国から来た人たちも多く暮らしていた。テレビやラジオ、行政などからの情報は日本語なので、どうしていいか分からずとても不安にな...
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Rafu Shimpo
Mar 16, 20162 min read
清水の舞台から…
知人の娘さんが日本からアメリカの高校に編入してきて3カ月が経った。彼女はアメリカ生まれで、7歳までサンフランシスコ近郊で過ごした。その後、三世の父親とともに東京に移住し、この春、10年ぶりに帰米した日系四世だ。 子供の頃、脳細胞に入り込んだ英語の聴力や発音力はそのまま残...
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Rafu Shimpo
Mar 2, 20162 min read
幸福度指数の高い街
先日、取材先で同じテーブルに座ったあるご婦人がもうすぐロサンゼルスを離れサンルイスオビスポに引っ越すと言う。サンルイスオビスポはLAから車で3時間半ほど北上したワインカウンティーとしても有名な街だ。「夜には満天の星空が眺められるんですって」と目を輝かせ話していた。 ...
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Rafu Shimpo
Feb 6, 20162 min read
一緒に成長するには
この時期、コミュニティー欄はさまざまな団体の新年会の記事が多くなる。日系社会からの購読料、広告料、長年の信頼に支えられている小さな新聞社。みなの期待に応えられるよう、最低賃金で働く数人の記者たちが休み返上で奔走する。 日系移民社会にとって、毎年の恒例行事というのは大切な...
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Rafu Shimpo
Jan 26, 20163 min read
住民代表し立ち上がった日系女性:ポーターランチガス漏出事故①
ガス漏出問題解決に向けNPO「Save Porter Ranch」を立ち上げた日比野恭子さん 昨年10月から続いているSoCalGasのガス漏出事故で、多くの住民が健康被害を訴える中、住民を守るため立ち上がったひとりの日系女性がいる。日比野恭子さんは2014年から同施設内で...
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Rafu Shimpo
Jan 14, 20162 min read
新年に
2016年も半月になるが、お正月気分をまだ味わっていない。近年、こんな新年の迎え方になっている。 元日の小東京でのお正月イベントは、年々参加者が増加しているように思える。高野山の参拝者も増加していると聞いた。クリスマス前から、小東京の人出は増えていると感じていたが、何を...
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Rafu Shimpo
Jan 9, 20162 min read
原稿はさっさと…
「1面コラムは2時間以内にさっさと仕上げてー」が口癖の編集長。そんな簡単に書けるわけもなく、毎回産みの苦しみを味わうわけだが、今回はなんだか違う。これは冬休み効果に違いない。 いま札幌市の住宅街にある蔵づくりの珈琲店で原稿を書いている。静かで落ち着いた空間。流れる音楽も...
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Rafu Shimpo
Dec 19, 20152 min read
未年も終わりか…
今年、新聞記事を読んでいてフム? と思ったことなどを書いてみる。 ◇黒人差別反対の抗議者がLA市長を取り囲み、講演を中止に追い込んだという記事。フム。 簡単に銃を撃つ警官がいることも確かであり殺された人には哀悼の意を表します。しかし、僕が永住のために渡米した時、先に...
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Rafu Shimpo
Dec 16, 20152 min read
涙と手紙と
日本の私に電話をかけて来た娘は、涙声だった。 「どうしても抗議したくて、手紙を書き始めたの。こんな人がいるかと思うと本当に悲しくて…」 日本の漫画家がフェイスブックに掲載した「そうだ 難民しよう」とのタイトルのイラストがBBCニュースによって紹介されたという。それは...
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Rafu Shimpo
Dec 12, 20152 min read
熱い、場外での攻防
ワールドシリーズが終わり、このホリデーシーズンは選手にとって、来季への貴重な充電期間となる束の間の休息である。一方で、トレード市場は、賑わいを見せ、場外での球団間の熱い攻防が繰り広げられている。毎日、続々と入ってくる交渉の進展状況、そして大物選手が引き抜かれ5、6年の総額2...
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Rafu Shimpo
Dec 5, 20152 min read
「敬老」は誰のもの?
「敬老シニアヘルスケア」はいま起きていることをどう受け止めているのだろう。ただ単にいい迷惑と思っているのか、さすがに驚いて、今までの日系社会との接し方について反省している…なんてことはなさそうな雰囲気だが。 反対運動が起きるのには、それなりの理由がある。もし、今の状況か...
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Rafu Shimpo
Dec 3, 20152 min read
席を譲られる
杖をつき電車に乗ると携帯から目を上げた男性がさっと立って席を譲ってくれた。横にいる家内を見かけ、隣に座っていた女性も立ち上がり「奥さまどうぞ」という。お礼をいって座る。微笑ましいカップルだなあと心が温かくなる。小学生の子供に立たせて席を譲ったお母さんもいた。自分もそんな年齢...
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Rafu Shimpo
Nov 10, 20152 min read
代弁者でありたい
敬老問題について日系社会の人たちが次々と声をあげている。初めの頃は筆者あての連絡も匿名が多かったが、いまは堂々と名前を出して意見を伝え、新聞に投稿したり、直接会って話をしたいと言ってくださる人も多い。 たった4人から始まった「敬老を守る会」のメンバーは今や60人を超え、...
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Rafu Shimpo
Oct 29, 20152 min read
ご存知ですか…
小東京にある高齢者昼食会(Little Tokyo Nutrition Services)で一緒にボランティアをしている、高齢者の方が「(LA)ダウンタウンで長いこと働いていたのに、こんなところがあったなんて知らなかった」と言った。彼は引退してから、知り合いに紹介されてボラ...
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Rafu Shimpo
Oct 27, 20152 min read
敬老引退者ホーム
ロサンゼルから敬老ホーム売却への反対運動のニュースが伝わってきた。日本からでは判断できないが、多くの知人や友人が関係している敬老が売却されると聞くと感慨深い。 もともと日系引退者ホームは、創設者・和田勇さんが日本の要請で、南米の国際オリンピック委員に東京への投票を依頼す...
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Rafu Shimpo
Oct 17, 20152 min read
めでたさの陰で
日系コミュニティーでは、奉仕にいそしみ長年、社会を支えてきた人物、団体の功績をたたえ、各賞が贈られる。組織でリーダーシップを発揮する代表の受賞は、同じ人が幾度も選ばれることがよくあり、見慣れた光景に感動を覚えることはさほどない。だが、縁の下の力持ちとして、目立つことなく地味...
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Rafu Shimpo
Oct 10, 20152 min read
日系社会、一歩前進
敬老売却問題を取材していて思うことは、これは起こるべくして起きたということ。日本伝統の村社会の価値観が、日系社会とそこに暮らす人々が足を引っ張りあう状況をつくり出し、行動をにぶらせ、その特性をうまく利用する人たちをも生み出して今にいたっているように見える。 ...
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Rafu Shimpo
Oct 7, 20152 min read
ヤバイ話
「ヤバイ」という表現は、もともとは泥棒の隠語で、見つかったり、捕まったりしそうだ。危険だという意味だったという。ところが最近の若者たちには「あの子、カッコイイね。ヤバイヨ」のように「ヤバイ」を肯定的な意思表示に使っているようだ。道徳観念で生きる私たちシニアにとって、ヤバイ反...
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Rafu Shimpo
Sep 17, 20152 min read
敬老ノースウエスト
「来年から新しい名前になります」とニュースレターが届いた。シアトル敬老などを運営する団体、日系コンサーンズが来年1月からは「敬老ノースウエスト」になるという。 高齢化する一世のためのナーシングホームをと日系二世たちが立ち上がったのは40年前。その名も「一世コンサーンズ」...
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