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Rafu Shimpo
Sep 28, 20185 min read
小東京とOCで全23作品上映:第13回ロサンゼルス日本映画祭
アフターパーティーで乾杯する桃井かおり監督(中央)と八木景子監督(手前右隣)ら 日米メディア協会(JAMA、朝倉巨瑞代表)主催の、第13回ロサンゼルス日本映画祭(JFFLA、鈴木智香子映画祭実行委員長)の閉会セレモニーがこのほど、小東京の全米日系人博物館で催された。オレンジ...
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Rafu Shimpo
May 8, 20182 min read
記憶
端午の節句が近付く頃、突然母から電話がありました。父はデイケア施設に通っており、母がその送り迎えをしていますが、その日、帰る時間になっても父が見つかりませんでした。施設の人に聞いたら、母が迎えに来る前に一人で施設を出たという。では一人でバスで家に戻ったのかと思い、家まで帰っ...
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Rafu Shimpo
Apr 10, 20182 min read
時間
「あらゆるものは、時間が姿を変えたものである」ミャンマーで2000人以上の子供たちを無償で救う医療活動を続けている吉岡秀人医師は、このような時間の概念を伝えています。例えば労働とは、自分の時間を会社の利益と交換する作業です。目の前にある新聞や本は自身の時間を使った記者が自ら...
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Rafu Shimpo
Mar 13, 20182 min read
英国の母の日
前日からの雨が上がり、道路の所々に水溜まりの残る石畳の道が続く舗道を抜け、典型的なヨーロッパのイメージのどんよりと曇る空の下、テムズ川沿いを散策してみました。ロンドン橋から遠くない場所に掛けられた重厚感あるタワーブリッジを望む公園には、巨大な白いカーネーションで作られたオブ...
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Rafu Shimpo
Feb 6, 20182 min read
父の背中
2月は私と父の誕生月です。89歳を迎え、少しずつ体力と記憶を失いつつある父の顔を見るために故郷に向かいました。母が車で迎えに来る度に、助手席には父が黙って乗っています。運転を仕事としていた父をどのように説得したのかはわかりませんが、方角も注意力も失うことが多くなったため、母...
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Rafu Shimpo
Dec 19, 20172 min read
人生は円のごとく
良いことは案外忘れてしまって、悪い事だけを思い出して、自分の人生は…と嘆くことがあります。「人生、山あり谷あり」などと言いますが、自分の人生を、登ったり下ったりして歩いているように考えるのは良い事ではないそうです。人生を行くあてのない道のように考えてしまうと、人生の苦労を連...
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Nov 21, 20172 min read
肝っ玉おっ母
両親を連れて、能登にある演劇堂での仲代達矢さんと無名塾による「肝っ玉おっ母と子供たち」という演劇を鑑賞しました。この物語はドイツの劇作家ブレヒトによって第二次世界大戦中に書かれた戯曲で、17世紀のヨーロッパの宗教戦争(30年戦争)で、戦火を幌馬車で渡り歩く『肝っ玉』と呼ばれ...
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Rafu Shimpo
Oct 24, 20172 min read
ふたつの真実
LAでの八代亜紀さんのコンサートが行われたときに、あるモンゴルの国民的な愛唱曲が歌われました。『JAMMAS真実はふたつ』というタイトルのこの歌には、一人の女性が生まれて死んでいくという生涯が綴られていました。「私が生まれた日 父さんもそして誰も みんな笑って喜んだ 泣いた...
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Rafu Shimpo
Sep 19, 20172 min read
きもいりどん
日本の9月は、敬老の日を含む連休が、春のゴールデンウィークに対して秋のシルバーウィークという名称で呼ばれるようになりましたが、シニアを敬うための休日というより、シニアからいかに多くの散財をさせようとの意図が悲しいほどの時期でもあります。アメリカでも9月にはグランド・ペアレン...
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Rafu Shimpo
Aug 15, 20172 min read
終戦の日に
映画監督の大林宣彦監督は1年程前、新作映画撮影の前日に肺がんの第4ステージ、余命3カ月の宣告を受けていました。宣告を半年以上超えて東京の映画祭の授賞式で語ったのは、自分自身のことではなく、世界から戦争が無くなる日を願うメッセージでした。故・黒澤明監督が若き日の大林監督に語っ...
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Jul 18, 20172 min read
海の日に、海のキャプテンと
明治天皇が帆船での東北巡幸から横浜港に戻ってきた7月20日は、海の記念日として長く親しまれていた日でしたが、20年程前からは、「海の恩恵に感謝すると共に、海洋国家日本の繁栄を願う」日として、海の日が祝日になりました。そんな海の日に、世界の海で活躍した浅見紳太さんに会いました。...
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Rafu Shimpo
Jun 20, 20172 min read
紫陽花とカズさん
この時期になるとわが家の庭のアジサイが、ひっそりと咲き、水に濡れると花びらや葉っぱが生き生きと輝きます。アジサイの語源は諸説ありますが、藍色の花が集まっていることから「あづさい」(集真藍)の転じたものとの説があります。漢字表記で使われる紫陽花は、唐の時代の詩人である白居易が...
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Rafu Shimpo
May 16, 20172 min read
すべてがちょうどいい。
子供の頃は、毎日嫌な夢に脅かされていました。起きていても夢の続きが頭の中で現れ、寝ている時には同じパターンで現れる不快な夢の続きに付き合わなければならず、いよいよ寝ているのか起きているのか分からない状態にまでなってきた時に、初めて母に相談しました。自分で伝えることも難しいよ...
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Apr 18, 20172 min read
世界の食糧危機を救った男
私たちが食べているパンや麺類を作るための小麦。以前は収穫量が安定しないものでしたが、さまざまな気候や風土に合うように品種改良がされて、現在では世界中で作られ食べられています。その元の品種になったのが、1935年に登録された小麦農林10号(英語名Norin...
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Mar 21, 20172 min read
私の青空
鹿児島中央駅前の階段を降りると、『若き薩摩の群像』という銅像が迎えてくれました。これは初代文部大臣になった森有礼や後に米国のブドウ王と呼ばれた長沢鼎など、江戸時代の末期に薩摩藩から国禁を犯して海外留学を果たした19名の若者たちを称える像として作られたものです。さらに鴨池港か...
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Rafu Shimpo
Feb 14, 20172 min read
円空が結ぶ縁
カリフォルニア州の真ん中あたり、フレズノにある野本一平氏のご自宅を訪ねたのは、1年前の春のことでした。家の前には満開の桜が咲き誇り、遠方からの訪問を歓迎されているようでした。野本氏との縁は、私がこの欄に書いた円空の文章を読まれて、ご自身が以前書いた円空の論文と共に手紙を頂い...
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Rafu Shimpo
Jan 10, 20172 min read
わたしの成人の日
新しい年を迎え、多くの方が新たな目標に向かって進もうとしている頃だと思います。日本では成人の日のニュースが流れ、自分がその日を迎えた時のことを思い出します。私は親から離れ東京での一人暮らし、親からの仕送りを拒否してアルバイトをしながらの切り詰めた大学生活の真っ最中。慣れない...
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Rafu Shimpo
Dec 6, 20162 min read
鼻濁音が心にしみる
毎秋、ボイルハイツのサクラガーデンズにボランティアに行かせてもらっています。今年のコンサートは、由紀さおりさんと安田祥子さんの姉妹でした。忘れかけていた懐かしい童謡や唱歌の美しい日本語の歌詞が、心を芯から温めてくれました。こんなにも歌う人によって受ける感動が違うのかとの思い...
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Rafu Shimpo
Nov 8, 20162 min read
シンゴジラと日系人
シンゴジラが大田区に出現しているとの噂を聞いて、蒲田にある銭湯に行ってきました。のれんには、ゴジラ湯と書かれており、脱衣所にはゴジラの足跡がありました。壁の銭湯絵にはゴジラと富士山が描かれ、逃げ惑う人々も描かれており、まさに銭湯で戦闘。その下でゆっくりと黒湯(本物の温泉なの...
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Rafu Shimpo
Oct 4, 20162 min read
カッパと都民の日
長男の大学の卒業式が東京であり、校内にある大隈重信像の前で記念写真を撮りました。大隈重信は宣教師から英語とアメリカ独立宣言を学び、その思考に大きな影響を受けることで、当時の将軍である徳川慶喜に大政奉還を勧めました。そして江戸から明治へと日本が動いていくのです。常に世界に学び...
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