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Rafu Shimpo
May 3, 20182 min read
終の棲家は
シアトルを発って日本へ。この春も、私たち夫婦の3カ月の介護の旅が始まった。 福岡の私の母は、95歳。この数年は、車で1時間ほどの所に住む妹が実家に通ったり泊まり込むなどして、ひとり暮らしの母を支えている。高知の夫の両親は、94歳と91歳。同居中だった義妹が2人の毎日を支...
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Rafu Shimpo
Apr 5, 20182 min read
アイヌ文化財の里帰り
このほど、シアトル郊外に住む女性の手元にあったアイヌの風俗画やガラス玉などが70年ぶりに里帰りし、北海道・白老(しらおい)のアイヌ民族博物館で特別展示された。 「私も、もう95歳。今後は、価値の分かる人の手で安全に末永く保管されることが最善だと信じています」と数多くの貴...
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Rafu Shimpo
Mar 8, 20182 min read
銅メダルを目指して
平昌オリンピックが終わってもなお、わが家ではメダルの話が飛び交っている。「金メダルはとても無理でも、せめて銅メダルまでは」とか、「銀メダルまで行ければ十分」という風に。 実はこれ、長生きの話で、70歳が銅メダル、80歳で銀メダル、90歳なら金メダルと自分たちで勝手に決め...
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Rafu Shimpo
Feb 8, 20182 min read
冬も水分補給を
百歳まで元気に生きた大叔母が健康の秘訣を聞かれるたびに言っていたのが、「水を飲みなさい」だ。医者からも同様にアドバイスされる。 日本の厚生労働省の出す目安によれば、成人は一日に約2・5リットルの水を必要とするという。その理由は、人の体からは一日に、尿や便で1・6リットル...
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Rafu Shimpo
Jan 11, 20182 min read
お伊勢参り
思いがけず初のお伊勢参りとなった。 正月三が日を夫の実家で過ごした後に東京に向かおうとすると、高知竜馬空港からの羽田行きは全便満席。窮余の策として名古屋まで飛び、その後は新幹線ということになった。 ということで急きょ、伊勢神宮(正式名は「神宮」だそう)への参拝案が浮...
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Rafu Shimpo
Nov 9, 20172 min read
初耳のKBG84
「お母さん、KBG84って知ってる?」との娘からの電話に、思わず「なに、それ?」と聞き返した。 注目に値する世界の人々の暮らし紹介を、アメリカのTVプロデューサーが企画。娘に、日本のKBG84メンバー電話取材の際の通訳の話があったらしい。 ...
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Rafu Shimpo
Oct 12, 20172 min read
若き日のカズオ・イシグロ
今年のノーベル文学賞発表に驚いた。かつて取材を通して身近に感じた作家の受賞だったから。 1989年10月、既に英国の人気作家だったカズオ・イシグロさんは、第3作『ザ・リメインズ・オブ・ザ・デー』売り込みで、カナダ・アメリカを訪れた。シアトルは、目の回るような毎日だったと...
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Rafu Shimpo
Sep 14, 20172 min read
キャンプ・ハーモニー
裏庭のリンゴが真っ赤に色づく秋となり、ピュアラップ・フェアが始まった。 1900年に始まった同フェアは、ワシントン・ステイト・フェアとなった今も「ピュアラップ・フェア」の名で親しまれ、今年は息子に誘われ親子3代で出かけた。 ...
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Rafu Shimpo
Aug 17, 20172 min read
皆既日食を前にして
「皆既日食フィーバー」との記事が先月末の本紙に掲載された。99年ぶりに、北米大陸を横断する形で皆既日食が観測できるという。オレゴン州から始まり、サウスカロライナ州に移動する今月21日の皆既日食に向けては、日本からもツアーが多く組まれているようだ。 ...
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Rafu Shimpo
Jul 20, 20172 min read
世界遺産・沖ノ島余談
北九州の沖、玄界灘に浮かぶ沖ノ島とその関連資産が、「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」として世界文化遺産登録が決まった。沖ノ島には、4世紀から9世紀にかけて行われた、大陸との交流成就や航海の安全を祈る大規模な祭祀の遺跡が残る。 ...
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Rafu Shimpo
Jun 22, 20172 min read
港よこはまを楽しむ
ペリーの要求で江戸幕府が開いた横浜港は、2年後には開港160年を迎える。毎年6月初めに開港祭が催され、横浜美術館では現在、「ファッションとアート 麗しき東西交流」と題し横浜港を窓口とした交流による影響展を開催中だ。 私は昔、港を見ようと思い立って横浜駅で下車し、駅周辺は...
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Rafu Shimpo
May 25, 20172 min read
初夏の茶作り
介護のため帰省している高知は今、新緑の中にある。このところ抜けるような青空が続き、とりわけ柿の梢の緑が美しい。 と、義母が、「柿の葉茶を作る」と言い出した。柿に限らず、ドクダミ、青シソ、クコ…と、義母は何十年も自家製の茶葉をシアトルまで送ってくれていた。これまで飲むばか...
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Rafu Shimpo
Apr 27, 20172 min read
イチローのホームラン
3年ぶりに、イチローがシアトルにやって来た。 リーグ交流戦で、地元マリナーズ(アメリカンリーグ)とイチローのマイアミ・マーリンズ(ナショナルリーグ)の対戦が実現したからだ。 マリナーズに在籍すること11年半。鮮烈なメジャーリーグデビューも、年間262本ヒット記録も、...
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Rafu Shimpo
Mar 30, 20172 min read
日本語版『ノーノー・ボーイ』
『NO-NO BOY』(ジョン・オカダ著)の再日本語訳版が、昨年暮れ出版された。舞台となったシアトルでは今月半ば、地元北米報知社の主催で翻訳者川井龍介さんの講演会が催された。 ノーノー・ボーイとは、読者の多くが知るように、第二次大戦中の日系人収容所でアメリカへの忠誠心と...
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Rafu Shimpo
Mar 2, 20172 min read
ともしび文庫
「今日、ともしび文庫の鍬入れ式がありました」と、嬉しそうに友人。 2月半ばのある日のことだ。「建築許可が2月末で切れるのに建設のメドが立たず、もう諦めそうになりましたが、地元の建築会社が無料で基礎工事をしてくれることが急きょ決まり…」と続けた。 ...
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Rafu Shimpo
Feb 2, 20172 min read
稀勢の里、ついに
稀勢の里がついに第72代横綱になった。 これまで、優勝かと期待をされては終盤に崩れることが続き、はらはらしながら取組を見たものだが、ついに先場所、賜杯を初めて手にした。そして新横綱の誕生だ。 熱烈な相撲ファンではなかった私だが7年ほど前、東京での会合で、当時部屋を継...
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Rafu Shimpo
Jan 5, 20172 min read
おせち料理に思う
夫の郷里、高知で迎えた新年。正月料理は高知流に、鯖の姿ずしなどを大皿に盛りつけた「皿鉢料理」だが、少しながらおせちも準備した。 海老、昆布、豆などおせち料理の食材にはそれぞれ、「腰曲がるまでの長寿」「喜ぶ」「まめに暮らす」など意味づけがある。数の子はもちろん子宝への願い...
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Rafu Shimpo
Dec 8, 20162 min read
南海トラフ巨大地震
まさかと驚いた1995年の阪神淡路大震災や、繰り返される映像に胸のつぶれる思いがした5年前の東北大震災に続き、地震とは縁がないとばかり思っていた熊本で大地震が起きた今年。 四国・高知へ帰省すると、夫の実家の玄関先には、津波時の避難荷物がまとめられている。近い将来起きると...
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Rafu Shimpo
Nov 3, 20162 min read
選挙戦さまがわり?
秋と冬は雨の季節と相場の決まっているシアトルでも、これまでのような小糠雨とは違い、近頃は日本の梅雨のような大粒の雨が降り続き、随分気候が変わってきたものだと思わされる。 ところで、驚かされるのは天然自然の営みだけではない。 ...
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Rafu Shimpo
Sep 8, 20162 min read
ワシントン州法に驚く
8月12日付シアトルタイムスを読んで驚いた。 昨年シアトル市内で起きた観光用水陸両用車(ダック)事故で死亡した韓国人女子留学生の両親は、1909年に制定されたワシントン州法によれば、賠償金請求が認められないのだという。 ...
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