Rafu ShimpoMar 27, 20182 min read夢のおはなし年末の大掃除で、本棚の隅から、見覚えのない本が出てきた。大判の絵本「夢枕」横尾忠則著。何年も前に日本へ引き揚げたルームメイトが置いて行ったものらしい。正月休みの徒然にちょっと開いてみたことだった。夢一夜、二夜と続く42夜の大人の夢絵日記である。 ...
Rafu ShimpoJan 13, 20182 min readハッピーニューイヤー!明けましておめでとうございます! 英語ではお馴染みの(ジョークで「幸せな新しい耳」とも訳せるが…)ハッピーニューイヤー。「明けましておめでとうございます」が日本語訳の表現に相当すると以前習った。 ところがアメリカに来た当初、12月の年末に「ハッピーニューイヤー」と言...
Rafu ShimpoJan 9, 20182 min read睦 月年が変わって1週間。1月7日、「春の七草粥」をSNSに乗せている友人が数人いた。あり合わせの野菜で作った人が多い中、スーパーで買ったという「春の七草セット」で本格的なお粥に仕上げた人もいて「へぇ」と感心する。自分はついついしそびれる新年の風習だが、日本人の間では今も守り伝え...
Rafu ShimpoJan 4, 20182 min read正月の句や歌でともあれ謹賀新年新年を迎える気持ちが年を重ねると若い頃とは当然に違うのが分かる。思春期の頃は正月を迎えるのは心改まる大事だったらしく、元旦に力んで新年の目標などを書いて決意新たに一年に望む心構えになったものだ。年を重ねてくれば何十回も繰り返して来た体験だから、晦日と正月の行事を淡々と迎える...
Rafu ShimpoJan 26, 20172 min readなまはげ正月になまはげを見て感じるものがあった。見たと言っても秋田の男鹿で大晦日に行われるなまはげ行事を日本のTVニュースで正月気分でのんびり見ていただけだが。 なまはげは男鹿のものが有名だが、実際は東北の日本海側を中心に青森から沖縄まで日本各地に伝わる伝統的風習の行事のようだ...
Rafu ShimpoJan 5, 20172 min readおせち料理に思う夫の郷里、高知で迎えた新年。正月料理は高知流に、鯖の姿ずしなどを大皿に盛りつけた「皿鉢料理」だが、少しながらおせちも準備した。 海老、昆布、豆などおせち料理の食材にはそれぞれ、「腰曲がるまでの長寿」「喜ぶ」「まめに暮らす」など意味づけがある。数の子はもちろん子宝への願い...
Rafu ShimpoDec 29, 20162 min read正月年の瀬。正月が近づく。ふと子供の頃の日本の正月を思い起こした。生まれ育った実家は東京の真ん中の文京区。 元旦の朝はきちんと早起きしていつもより良い服を着た。新年を迎えるのは子供心にも改まった気持ちで、空気も引き締まって清らかな感じがした。前夜、31日の夜は紅白歌番組にゆ...
Rafu ShimpoFeb 25, 20162 min read夢の自動車三が日を過ぎると正月気分の抜けてしまう日本と違い、各団体の新年会が順次毎週末に催されるシアトルではまだ新年気分が続く。わが家でも、2月に入って友人たちとの新年会を催した。日本酒の乾杯で始まり賑やかに食事するうちに、自動車の進化が話題になった。 ...
Rafu ShimpoFeb 9, 20162 min read読みにくい本随筆集を上梓したと、友達から一冊の本が送られて来た。きれいな表紙に、ずっしりと重量感もあり立派なものだ。 どれどれ? と読み始めるが、何行も読まないうちに目が疲れてくる。年のせいだろうかと思いながら、幾度か挑戦するのだけれど、根気が続かない。 ...
Rafu ShimpoJan 28, 20162 min read「お年玉あげます」年明けて母に付き添って心療内科の定期検診に行った。父が亡くなった後に鬱(うつ)で寝込んでしまった母も、数年通院した今では幸いなことに、時には一人で外出するまでに回復している。 近況を報告すると、「いいお正月を迎えたようで良かったですね。何か質問はありますか」とN医師。母...
Rafu ShimpoJan 14, 20162 min read新年に2016年も半月になるが、お正月気分をまだ味わっていない。近年、こんな新年の迎え方になっている。 元日の小東京でのお正月イベントは、年々参加者が増加しているように思える。高野山の参拝者も増加していると聞いた。クリスマス前から、小東京の人出は増えていると感じていたが、何を...
Rafu ShimpoJan 7, 20162 min read日本のお正月今冬の暮れとお正月は暖かで穏やかなお天気が続いた。異常気象の一環かもしれないが出歩くには有難い。大晦日の午後、ようやく年賀状を出し終え、おせち料理作りも一段落して暮れの気分に浸る。新しいお酒の栓を抜きテレビの前に座る。紅白歌合戦が始まるのだが昔のようではない。第一、出場歌手...