Rafu ShimpoMar 13, 20182 min read英国の母の日前日からの雨が上がり、道路の所々に水溜まりの残る石畳の道が続く舗道を抜け、典型的なヨーロッパのイメージのどんよりと曇る空の下、テムズ川沿いを散策してみました。ロンドン橋から遠くない場所に掛けられた重厚感あるタワーブリッジを望む公園には、巨大な白いカーネーションで作られたオブ...
Rafu ShimpoDec 21, 20172 min read2017年という年2017年もあと10日、実にさまざまな事件があった年でした。中でも森友・加計学園に関する与野党の攻防や、日本製品への信頼を揺るがしかねない相次ぐ大手企業の不祥事は、政府や大企業への不信感を国民に与え、日本の指導者層のモラルの低下が懸念されます。戦後72年、新生日本として出直...
Rafu ShimpoDec 7, 20172 min readチバニアン先月日本滞在中に「チバニアン」が大きな話題になった。LAで報道を見た人も多いだろう。チバニアンとはラテン語でチバ時代を意味し、チバとは千葉県の千葉。興味が出て素人だが調べて見た。まず千葉の名は多くの葉が繁茂するに由来するらしく律令以前の古代からの古い地名らしい。確かに緑多く...
Rafu ShimpoMay 10, 20172 min read「騎士団長殺し」「騎士団長殺し」 村上春樹の新作「騎士団長殺し」(新潮社)を読み終えた。奇妙な題名の小説だ。騎士団長とは中世のCommendatoreの訳。十字軍時に騎士修道会や王侯貴族が設立した騎士団の管区長のことだ。 モーツアルトのオペラ「ドン・ジョヴァンニ」に一人の騎士団長が...
Rafu ShimpoDec 20, 20162 min readはやり言葉「神ってる」を紙上で見た時は一瞬、誤植かと思った。ほどなく今年の流行語大賞に選ばれ、にわかにあちこちで目に、耳にすることになる。神懸かってるを縮めた言葉らしい。最近は、思いがけない気配りをした人を「神対応」とも表現していた。ふーん、こういう風に活用させるのかと感心する。神の...
Rafu ShimpoAug 10, 20162 min read8月の記憶今年も8月を迎えた。私のような70歳半ばを過ぎたシニアにとって、忘れられない夏がある。それは1945年(昭和20年)夏だ。東京下町で生まれ育っていた私は、その年の東京大空襲で家も学校も周囲のすべてを焼き尽くされ、両親の故郷である滋賀県へ母に連れられて身を寄せていた。東京下町...
Rafu ShimpoMay 4, 20162 min readコミュニティーの支援を今から20年以上も前のこと、私がシカゴの日系紙で仕事をしていた頃、ある日本のジャーナリストと知り合った。 長年新聞畑で仕事をしてきた大先輩であり、いろいろ参考になることも教えていただいたが、そのひとつが、「コミュニティーが支えてくれない新聞は存続できないし、日系紙が育た...
Rafu ShimpoMar 10, 20162 min readよりどころに寄り添う中学・高校の修学旅行では、必ず寺社見学が入っている。もちろん、その歴史や開祖などの説明はあったが、興味がないので頭に入るわけもなく、ただ行っただけで終わった。それが、年を重ねて、人のご縁をいただいているうちに、お参りしたい気持ちが起こり、寺の宗旨や宗祖を知りたいと思うように...
Rafu ShimpoOct 1, 20152 min readすべて宇宙の一コマ暑さ寒さも彼岸まで? 狂った暑さはいつまで続くのか。旧暦だとまだ8月なので、残暑と考えたら辻褄は合う。それにしても、この暑さは疲れる。 9月27日は、満月でもスーパームーンと呼ばれ、月の軌道が一番地球の近くにあって赤く大きく見えるとあって、多くの人が見たことだろう。 ...
Rafu ShimpoAug 7, 20153 min read世界の海外領土レユニオン島で機体の残骸が漂着し、マレーシア航空の一部と確認されたニュースが流れた。遺族のためにも惨事解明の手掛かりになってほしい。 ところで、アフリカ、インド洋のマダガスカル東方に浮かぶこのレユニオン島だが、フランス領と報道された。人口は約85万人、面積は佐賀県ほどの...
Rafu ShimpoAug 5, 20152 min read暑い熱い夏天気予報の気温は平年より低い数値なのに、空は真っ青ではなく、雲に覆われて蒸し暑い。少し動くと、汗がだらだら流れ落ちる。日本の夏を思わせる当地、ロサンゼルス。 この暑さのなか、日系最大のイベント、二世週祭や七夕祭りが来週に迫っている。最後の追い込みに熱くなっている人たちも...