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Rafu Shimpo
Mar 23, 20172 min read
だめ人間
浪曲(浪花節ともいう)という演芸は私の知る限り、戦後のラジオの時代に人気絶頂を極めたが、いまでは日本の演芸の主流から少々はずれてしまっているようで、私のようなファンからすると少々さびしいかぎりだ。 広沢虎造(二代目)の『清水次郎長伝』、玉川勝太郎(二代目)の『天保水滸伝...
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Rafu Shimpo
Feb 22, 20172 min read
『想定ない』
落語に「日和違い」というのがあり、ハチ公と易者先生との間で次のようなやりとりがある。 ハチ公「先生、明日の天気は雨かい、それとも曇りかい?」 易者「うん、明日は 雨が降る天気じゃあないよ」 ハチ公「そうかい。雨は降らねえのか。ありがとよ」 ...
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Rafu Shimpo
Jan 25, 20172 min read
『スーダラ節考』
数日前、日本のインターネット新聞に『植木等と昭和の時代』と題する企画展が三重県で開催されるというニュースが載っていた。1960年代、映画や「スーダラ節」の歌などで日本中に『無責任』を売りにして笑いを振りまいたコメディアン植木等さんの没後10年にあたり出身地で記念展をおこなう...
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Rafu Shimpo
Jan 4, 20172 min read
アメフトを見に行こう
アメフト(アメリカン・フットボール)のシーズンたけなわだ。アメフトにはプロリーグ(NFL)や大学リーグなどがあり、世論調査によるとアメリカ人が観戦を好むスポーツ中継の半分近くを占めるという。私も試合のルールなどそれほど詳しくないが、その躍動感と迫力には圧倒される。 ...
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Rafu Shimpo
Nov 30, 20162 min read
「オキシトシン」
以前、この欄で紹介した脳科学者の中野信子氏が大変興味ある話題について解説されていた。それはいわゆる愛情ホルモンといわれる「オキシトシン」についての話だ。 このホルモンは脳から分泌され「信頼する気持ちを強める」とされているものなのだそうだ。性や妊娠、出産、授乳にもかかわっ...
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Rafu Shimpo
Nov 2, 20162 min read
さよならブリッジUSA誌
ロサンゼルスを中心に配布されてきた日本語無料情報誌『ブリッジUSA 』がこの10月号をもって廃刊という。当地での情報誌の草分け的存在であり、27年前の創刊以来、タウン誌として日系スーパーや食堂などに置かれ、私たちに日本語で情報を提供してくれてきた。時代の波とはいえ廃刊は寂し...
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Rafu Shimpo
Oct 5, 20162 min read
脳の活性化
最近、著作や日本のテレビで人気を博している脳科学者の中野信子氏が出演しているDVDをレンタル店から借りて見た。この中で、中野氏は「人間の脳は100歳を超えても、その一部は死ぬまで成長する」というテーマで最近の学説を解説していた。これまで私の知る限りでは、人間の脳細胞(脳の神...
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Rafu Shimpo
Sep 7, 20162 min read
変幻自在の解釈
日本語では何かを言う時、正しい表現かどうかとは別に、なるべく穏やかな言葉で表現するのが一般的に良い日本語であるとされている。例えば『女中さん』 という代わりに『家政婦さん』と呼び、『百姓』(この言葉はもともとは由緒正しい言葉なのだが)を『農業従事者』などと言い換えて満足して...
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Rafu Shimpo
Aug 10, 20162 min read
8月の記憶
今年も8月を迎えた。私のような70歳半ばを過ぎたシニアにとって、忘れられない夏がある。それは1945年(昭和20年)夏だ。東京下町で生まれ育っていた私は、その年の東京大空襲で家も学校も周囲のすべてを焼き尽くされ、両親の故郷である滋賀県へ母に連れられて身を寄せていた。東京下町...
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Rafu Shimpo
Jul 13, 20162 min read
若者の政治参加
日本の参議院選挙が実施された。今回から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられ、日本全体で約240万人の若者が新たに選挙権を得たという。国の将来をになう若い人たちの意見を政治にも取り入れ、若者からの政治離れを防ぐ狙いと、新有権者の意識に期待し、全体の投票率を上昇させたい狙いもあ...
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Rafu Shimpo
Jun 15, 20162 min read
カメ理論
「鶴は千年、亀は万年」という言葉がある。亀は古くから長寿のシンボルとされ、古くは中国・漢代の百科全書にも書かれているそうだ。実際に亀は見た目には動きが鈍く、体を動かさず長寿を保つように見える。人間も下手に運動をして身体を鍛えるより、亀のように極力動かないほうが長生きするのだ...
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Rafu Shimpo
May 18, 20162 min read
『党人の歎』
私たち詩吟流派が催す恒例の「春季吟詠大会」が先月末に実施された。会員自身が選んだ吟題を吟詠するのだが、その中で師範の一人が吟じた詩が私にはひときわ印象深く響いた。その吟題は「党人の歎」という詩で、安井朴堂という明治から活躍した教育者で、詩の内容は明治の政党人の対立、抗争、謀...
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Rafu Shimpo
Apr 20, 20162 min read
ため息をつく
毎日の生活の中で、当たり前の常識だと思っていたことが実はそうでなく、非常識だったりすることがある。行きつけの日系のレンタルDVD店で借りた日本のテレビ番組に「ソレダメ、あなたの常識は非常識!?」というタイトルを見つけ、興味をひかれたので借りてみた。常識だと思っていたことが、...
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Rafu Shimpo
Mar 23, 20162 min read
幸せは心で感じるもの
脳科学の立場からの説明によると、私たち人間が感じる幸福感とは脳内に分泌されるドーパミンが引き起こす化学反応によるものだという。分泌されるドーパミンの量が多ければ多いほど、より幸福感を感じるのだそうで、結局、幸福感の強弱は脳内ドーパミン分泌量の多寡によって決まるのだそうだ。 ...
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Rafu Shimpo
Feb 24, 20162 min read
私の便秘解消法
飲食中の方には、あまり上品な話題でなくて恐縮だが、先日、私たち仲間内での雑談中に「本屋に入ると便意を催すことがある」という話が出た。この現象に対し、『青木まりこ現象』という名前まで付けられているという。昭和60年(1985)代に雑誌に青木まり子の名前で投稿された体験談がもと...
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Rafu Shimpo
Jan 27, 20162 min read
2016年予測あれこれ
1月も下旬となった今、少々気が咎めるが、私が毎年恒例としている年間予測について記したい。私は毎年初、その年の年間大予測を20数項目にまとめて仲間内の勉強会などで予測しあい、翌年結果を競い合っている。これまで恒例として記載した項目である日米の為替と株価の推移、原油価格などに加...
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Rafu Shimpo
Dec 30, 20152 min read
歴史に残る年
今年もあと数日となった。私は毎年初に『年間大予測』と称して各種項目について、その年の年末がどうなるか皆さんに予測してもらっている。毎年のことながら年初には予想もしなかった結果になったものもあり、この世が一寸先は闇であることを実感させられる。今年も年末日まであと数日あり、確定...
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Rafu Shimpo
Dec 2, 20152 min read
惻隠の情
日本には古来、『惻隠の情(そくいんのじょう)』という言葉がある。この言葉は古く、中国・孟子によるものだそうで、日本人の思想・文化に大きく影響を与えた思想だ。 孟子によると『惻隠の心(情)』とは、相手の心情を深く理解することであり、親が子を思う心と同じで、相手の立場に立っ...
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Rafu Shimpo
Nov 4, 20152 min read
方向指示器を正しく使おう
最近、日本から当地へ立ち寄った友人の感想の言葉に「ロサンゼルスの道路で気になるのだけれど、こちらでは道路を運転する車、特に一般乗用車では左折や右折、または車線変更時に方向指示器の点滅表示をしないドライバーが多く目立つね。こちらの交通法規はどうなっているのだろう。よく事故にな...
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Rafu Shimpo
Oct 7, 20152 min read
ヤバイ話
「ヤバイ」という表現は、もともとは泥棒の隠語で、見つかったり、捕まったりしそうだ。危険だという意味だったという。ところが最近の若者たちには「あの子、カッコイイね。ヤバイヨ」のように「ヤバイ」を肯定的な意思表示に使っているようだ。道徳観念で生きる私たちシニアにとって、ヤバイ反...
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