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Rafu Shimpo
Aug 16, 20172 min read
それぞれの戦争体験
戦後世代の自分には、当然戦争自体の思い出はなく体験した人たちから聞いた話と、本や雑誌で知ったストーリーだ。身近に聞いた戦争体験は父の中国での4年間と、母からの日本国内での生活だ。 父は兵長として蘇州でそのほとんどを過ごしたようだ。幸い戦闘にかり出されることもほとんどなく...
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Rafu Shimpo
Aug 15, 20172 min read
終戦の日に
映画監督の大林宣彦監督は1年程前、新作映画撮影の前日に肺がんの第4ステージ、余命3カ月の宣告を受けていました。宣告を半年以上超えて東京の映画祭の授賞式で語ったのは、自分自身のことではなく、世界から戦争が無くなる日を願うメッセージでした。故・黒澤明監督が若き日の大林監督に語っ...
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Rafu Shimpo
Mar 21, 20172 min read
私の青空
鹿児島中央駅前の階段を降りると、『若き薩摩の群像』という銅像が迎えてくれました。これは初代文部大臣になった森有礼や後に米国のブドウ王と呼ばれた長沢鼎など、江戸時代の末期に薩摩藩から国禁を犯して海外留学を果たした19名の若者たちを称える像として作られたものです。さらに鴨池港か...
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Rafu Shimpo
Oct 15, 20162 min read
少し身近になった国境
百聞は一見にしかず―この言葉の意味にあらためて納得した。札幌から車でおよそ6時間、最東端の町・根室市へ。国道沿いにはロシア語の道案内が目立つ。「返せ!北方領土」「北方領土は日本固有の領土」といった看板や標語もあちこちで見かけるようになった。そして「近くて遠い国土」といわれる...
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Rafu Shimpo
Aug 10, 20162 min read
8月の記憶
今年も8月を迎えた。私のような70歳半ばを過ぎたシニアにとって、忘れられない夏がある。それは1945年(昭和20年)夏だ。東京下町で生まれ育っていた私は、その年の東京大空襲で家も学校も周囲のすべてを焼き尽くされ、両親の故郷である滋賀県へ母に連れられて身を寄せていた。東京下町...
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Rafu Shimpo
Sep 1, 20152 min read
「謝罪」のことば
戦後70年の節目とあって、テレビや新聞では特集が組まれ、知らなかった事、明らかになった事実など、連日のように学習させられた。終戦時にはかろうじて生まれていたが、戦争は知らないに等しい。今や戦後生まれの世代が人口の8割を超えるという。 ...
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Rafu Shimpo
Aug 22, 20152 min read
平和記念日に平和祈念を
1年365日の中で、さまざまな記念日、長い歴史では節目の年がある。人生では、自身はもとより子ども、初孫が生まれた日、人生の伴侶と結ばれ門出を祝った日、家族、恩人、ペットの命日、新居を構え一国一城の主となった日、野望を抱いたものの不安が入り混じる中で起業した日、芸道に精進し晴...
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