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Rafu Shimpo
Jan 1, 20174 min read
♪ ボケない小唄
謹んで新春のお慶びを申し上げます。 新しい年の初めにいつも思うことは「年々歳々花相似たり、歳々年々人同じからず」という唐詩の一節。いろいろな思いが脳裏を走り、何かの理由で気持ちが晴れなかったり、仕事で疲れたりしている時など、日本で放映されたテレビのバラエティー番組をビデ...
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Rafu Shimpo
Oct 4, 20162 min read
カッパと都民の日
長男の大学の卒業式が東京であり、校内にある大隈重信像の前で記念写真を撮りました。大隈重信は宣教師から英語とアメリカ独立宣言を学び、その思考に大きな影響を受けることで、当時の将軍である徳川慶喜に大政奉還を勧めました。そして江戸から明治へと日本が動いていくのです。常に世界に学び...
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Rafu Shimpo
Sep 27, 20162 min read
情感を記億の底に積み重ねる
昨今、朝の7時はまだ明けきれず、夕方の7時はもう真っ暗である。朝も夕も2時間ずつお日さまがどこかに行ってしまったようだ。 夏の夕は9時頃まで日が残っていたのに、今はあっという間に暗くなる。「秋の日はつるべ落とし」日本語はなんて適確な表現だろうと膝を打つ。そのきめ細やかな...
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Rafu Shimpo
Aug 30, 20162 min read
小さな日米交流
今年も鹿児島からのホームステイのプログラムを行いました。これは私の子供たちが毎夏、鹿児島の学校で体験入学を受け入れていただいたお礼にと、学校に提案をして始めたものです。アメリカの文化や言葉に触れる機会をつくることで、多様な考え方や違った文化があることを知ってもらおうという試...
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Rafu Shimpo
Aug 16, 20162 min read
脅威のDM
最近急に増えたダイレクトメール(DM)に悩まされている。 DMなどそのままゴミ箱へ、という人もいるが、自分宛に来たメールを中身を見もしないで捨てるなど出来ないたちである。捨てたゴミから情報が漏れたという恐い話も耳にするから、完全にシュレッダーすることを心掛けている。 ...
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Rafu Shimpo
Aug 2, 20162 min read
Owaraiという日本文化
日本のお笑いというエンターテインメントの形には、日本独自のものがあるのではと何となく感じていました。海外にもコメディーはありますが、あくまでも特定の人向けであることが多く、大げさな仕草や物まねなどというオーソドックスな笑いを中心としています。日本のお笑いは独特で、言葉にでき...
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Rafu Shimpo
Jun 29, 20162 min read
一期一会
人の世の縁とは不思議なものである。旅の途中で出会った人との短い会話が一生のつながりになることもあれば、幼いころからの長い付き合いが、ふとした行き違いから切れてしまうこともある。 茶事の心得に、「一期一会」という言葉がある。 ...
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Rafu Shimpo
Jun 7, 20163 min read
二つのふる里
岡山県倉敷市にあるシニアを対象とした高級コンドミニアム「サン・オークス倉敷」が発行している月刊ニュースレターに羅府新報に関する記事が掲載されている。 レターサイズ4ページのカラー刷り紙面のうち、二分の一ページを割いて書かれた記事は、同所に居住する林昭子さんが「日本語新聞...
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Rafu Shimpo
Mar 22, 20162 min read
紙の本を守れ
先日、日本語の古本屋に行って驚いた。全米に9店舗を展開する日本の大手の支店だ。かつては広い店舗にぎっしりと古本が並び、格安の値段が魅力だった。隙間時間に冷やかしに立ち寄ったものだ。ところが今、店舗の3分の2を占めるのは、DVD、PC備品、楽器の類で本は片隅に追いやられている...
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Rafu Shimpo
Mar 19, 20162 min read
災害情報は母国語でも
命や生活に関わる災害情報を多言語で発信する大切さをあらためて痛感したのは、5年前の東日本大震災の取材でのことだった。 被災地には日本人だけでなく、外国から来た人たちも多く暮らしていた。テレビやラジオ、行政などからの情報は日本語なので、どうしていいか分からずとても不安にな...
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Rafu Shimpo
Mar 16, 20162 min read
清水の舞台から…
知人の娘さんが日本からアメリカの高校に編入してきて3カ月が経った。彼女はアメリカ生まれで、7歳までサンフランシスコ近郊で過ごした。その後、三世の父親とともに東京に移住し、この春、10年ぶりに帰米した日系四世だ。 子供の頃、脳細胞に入り込んだ英語の聴力や発音力はそのまま残...
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Rafu Shimpo
Feb 23, 20162 min read
最後の居場所
自宅の近辺に、何軒かの介護ハウスがある。普通の平屋の4寝室を施設用に改造し、介護を必要とする高齢者を1軒で最大6人までビジネスとしてお世話している。高級住宅並みのものから、平均レベル、質素な家まで、さまざまである。用事がありその何軒かを訪れ、居住者の生活を拝見する機会がある。...
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Rafu Shimpo
Jan 16, 20162 min read
震災の風化防止と被災者支援
明日で、いや正式には今日で、あの日から21年がたつ。 渡米したての私は英語学校の授業を終え、午後3時半頃、ホームステイ先に帰宅するや否やホストマザーから「日本で大きな地震があった。あなたの町の地域だ。すぐに電話しなさい」と急かされ、背筋が寒くなる思いをした。 ...
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Rafu Shimpo
Dec 17, 20152 min read
歌は世につれ
師走らしく気軽な話題で。 日本の歌謡曲を日本語TVで聞き流していると歌の題名や歌詞がなかなか面白い。 永六輔といずみたくによる「女ひとり」は永の京都と着物文化の蘊蓄(うんちく)を織り込んだ歌詞に優美な日本情緒の味わいがあり、曲もいい。京都大原三千院、恋に疲れた女がひ...
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Rafu Shimpo
Nov 10, 20152 min read
代弁者でありたい
敬老問題について日系社会の人たちが次々と声をあげている。初めの頃は筆者あての連絡も匿名が多かったが、いまは堂々と名前を出して意見を伝え、新聞に投稿したり、直接会って話をしたいと言ってくださる人も多い。 たった4人から始まった「敬老を守る会」のメンバーは今や60人を超え、...
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Rafu Shimpo
Oct 8, 20152 min read
エンブレム
2020東京オリンピックのエンブレム騒ぎは作り直しとなったが、今回一連の報道を見ていて別の角度から馬鹿馬鹿しく腹が立ったのは、日本語を持つ日本国でなぜエンブレムという英語を使わなければならないのかということ。徽章とか紋章とか象徴か元々ある日本語では、なぜいけないのか? 大体...
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Rafu Shimpo
Aug 19, 20152 min read
LA五輪メダリストと戦争
「馬術のバロン・ニシ、出てきなさい。世界は君を失うにはあまりにも惜しい」。フェンス越しにコロシアムを眺めていると、83年前の夏、ちょうどこの場所で喝采を浴びた男への歓喜の声が耳の奥に鳴り響いてくるようだった。 1932年8月14日、8万7千人の観衆が見守る中、男とその愛...
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Rafu Shimpo
Aug 12, 20152 min read
髪の毛の色はグレイ
カリフォルニア州では、70歳を超えて運転免許証を更新するときは、無事故、無違反でも更新時に視力検査、筆記試験などが課せられ、また、有効期間も短縮されることがあるという。私の有効期限が8月の誕生日に切れるので7月初めにDMV(州車両管理局)から更新に関する通知が届いた。 ...
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Rafu Shimpo
Jul 7, 20152 min read
「バイキャード」って
あまり友達は持たない方だが、最近、「お友達」ができた。同年代だから話ははずむ。ふと気付いたことに、彼女の話の合間には、何とうまく英語が挟まっていることか。在米50年と聞いて合点がいった。日本でどっぷり50年暮らしてきた私は聞き手に回る。先日、「バイキャード」ということばが飛...
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Rafu Shimpo
Jun 18, 20152 min read
パラオ その2 日本語事情
前回「パラオ」について書いたが、パラオの日本語事情やその親日ぶりについて続けたい。春の日本滞在時、天皇皇后のパラオ慰霊訪問に関連したTV報道を見ながら取ったメモを基に書いてみる。 先の大戦終結まで日本の委任統治領だったパラオは、戦後米国の信託統治下に置かれた後、94年に...
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