Rafu ShimpoJun 14, 20172 min read知覚と記憶もの忘れがひどくなった。なにかを取りに行ってすぐ思い出せないのはしょっちゅうだし、知人と昔話をしていて過去の事柄が記憶からすっかり抜けていたりする。時間の経過に対する感覚も曖昧になってきていて、つい数年前のように感じる事柄が実は10年、20年前のことだったり、3年前に起こっ...
Rafu ShimpoMar 8, 20172 min read物忘れの効用忘却とは忘れ去ることなり 忘れ得ずして忘却を誓う心の哀しさよ— 放送時間になると女湯が空になったといわれ、昭和の一時期を風靡したラジオドラマ「君の名は」の有名なナレーションを覚えている人の年齢はだいたい想像がつく。 ...
Rafu ShimpoOct 5, 20162 min read脳の活性化最近、著作や日本のテレビで人気を博している脳科学者の中野信子氏が出演しているDVDをレンタル店から借りて見た。この中で、中野氏は「人間の脳は100歳を超えても、その一部は死ぬまで成長する」というテーマで最近の学説を解説していた。これまで私の知る限りでは、人間の脳細胞(脳の神...
Rafu ShimpoJun 29, 20162 min read一期一会人の世の縁とは不思議なものである。旅の途中で出会った人との短い会話が一生のつながりになることもあれば、幼いころからの長い付き合いが、ふとした行き違いから切れてしまうこともある。 茶事の心得に、「一期一会」という言葉がある。 ...
Rafu ShimpoJul 14, 20152 min read骨折を防ぐ高齢者の共通の話題は健康の話だろう。昨日まで、無意識に出来ていたことが、今日出来なくなる。小さな転倒やけがで、体は二度と元には戻らなくなる。体の部品が一つ二つと壊れる。これが「年をとるということ」と、実感する。 友人、知人の訃報を聞くのが日常になってきた。骨折がその引き...
Rafu ShimpoJul 9, 20152 min read外国に住むということ普段の生活では、支障を感じることがなくても、何かちょっとしたことから、自分が外国に暮らしていると意識させられることがある。永住権の更新手続きを怠って不法滞在になっていた、労働ビザの更新が認められなかったなど、いろいろなケースを耳にすると、他人事ではないと思う。 ...
Rafu ShimpoJun 30, 20152 min read忘却を誓う心の悲しさよ物事や人物を判断するとき、人はややもすると先入観に左右されることがあるし、勘違いや錯覚で、読み違いをすることだってある。 東京で初めて目にした「マンガ喫茶」の看板を「ガマン喫茶」と読み違え、はたして何をガマンするのかといぶかったり、健康食品「ウコン」の宣伝を見ると、なぜ...