お正月イン・リトル東京:日本の正月文化一色に
小東京の元旦恒例イベント「お正月イン・リトル東京」が1日、ウエラーコートとジャパニーズビレッジプラザを中心に行われた。獅子舞やもちまき、書き初めなど、日本の正月ならではの伝統文化が紹介され、小東京は日本の正月ムード一色となり、2017年が華々しくスタートした。【吉田純子、写真も】
餅つきを楽しむ当地の米国人
同イベントは日本文化に馴染みのない日系人の若い世代や米国人にも日本の正月文化を知ってもらおうと南加日系商工会議所が主催し、毎年多くの人で賑わう新春祝賀イベントとなっている。
会場となったウエラーコートやジャパニーズビレッジプラザでは、午前中から太鼓演奏や、獅子舞、もちまき、書き初め、けん玉、少林寺拳法、合気道、剣道、着物ショー、民謡、日本の踊りなどのエンターテインメントが披露され、多くの人で賑わった。
フランシス・ハシモト・プラザには日本のアニメやゲーム、絵本などを紹介するブースが設置され、オニズカストリートにも各種日本文化のブースのほか、お好み焼やたこ焼き、汁粉、甘酒、天ぷらなど、日本食のブースが出店され、行例ができるほどの盛況ぶりだった。
会場のウエラーコート、ジャパニーズビレッジプラザ、フランシス・ハシモト・プラザの3カ所ではスタンプを集めるとギフトがもらえるキャンペーンも実施され、今年のしおり片手にスタンプを集める人々の姿もあった。
今年で19回目を迎えた「お正月イン・リトル東京」。元旦の小東京には日本人、日系人だけにとどまらず、当地の米国人の姿も数多く見られ、日本の正月文化を満喫している様子だった。
同じく小東京にある高野山米国別院では新春を祝う初護摩供が行われ、おみくじやお守りを買い、初詣をする人々で賑わった。
高野山米国別院で行われた初護摩供
鏡開きを行う日系コミュニティーの代表者ら
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