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すし用冷凍マグロで食中毒:加州含む11州で62人発症
米疾病対策センター(CDC)によると、インドネシアで加工処理され、ガーデナに拠点をおくオサムコーポレーションが販売していたすし用冷凍マグロがサルモネラ菌に感染し、62人が食中毒にかかっていたことがわかった。被害はカリフォルニア州を含む全米11州で報告されており、同社は現在自主回収を行っている。
食中毒感染者の多くは、症状が出る1週間ほど前に、生のマグロのすしを食べており、うち11人が入院したという。死者は報告されていない。 リコールの対象となるのは5月9日から7月9日にかけて同社が全米のレストランや食料品店に販売した冷凍マグロと、すしチェーン店向けに5月20~26日に卸した冷凍キハダマグロ。 患者の多くが加州で報告されており、34人にのぼる。ほかアリゾナ州で11人、ニューメキシコ州で6人、ミネソタ州で4人、イリノイ、ミシガン、ミシシッピ、サウスダコタ、バージニア、ワシントン、ウィスコンシンの7州でそれぞれ1人が報告されている。 これまでのところ患者の最高齢者は83歳、最年少は1歳未満だった。 サルモネラ菌に感染すると、嘔吐、腹痛、発熱などの症状が現れ、これらの症状が12〜72時間続く。
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