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はしか感染の旅行者、サンタモニカに滞在:当局が注意喚起
ロサンゼルス郡公衆衛生局は今月初旬にはしかに感染した旅行者がサンタモニカ市を訪れていたとして、はしかの感染拡大の恐れがあるとして注意を呼び掛けている。【吉田純子】
当局によると、はしかに感染した旅行者は今月8日〜10日にかけてサンタモニカ市を訪れており、同市にあるSea Blue Hotelのほか、Urth Café、Chez Jay Restaurant、Cora’s Coffee Shoppe、Ivy at the Shore restaurant、Loews Santa Monica Beach Hotel restaurantの計6カ所のホテルや飲食店を訪れたという。 はしかの潜伏期間は過ぎているため、当局は現在これらの場所を訪れても感染の危険性はないとしているが、8日〜10日までの間に6カ所のいずれかを訪れ、はしかの予防接種を受けていない人または免疫機能が低下している人ははしかに感染している可能性があるとして注意を呼び掛けている。 はしかの感染経路は空気感染のほか飛沫、接触などさまざまで、人から人へと感染する。感染力は極めて強く、1人の発症者から12~14人に感染させるといわれる。10日〜12日の潜伏期間を経て発症し、発熱や倦怠感、咳などの症状のあと、39度以上の高熱と発疹が現れる。当局によると、予防のもっとも効果的な方法は予防接種を受けることだとしている。
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