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カリフォルニア3分割案 :11月の住民投票で是非問う
カリフォルニア州を3つに分ける提案が11月に行われる住民投票にかけられることになった。【吉田純子】
「カリフォルニア3分割案」を示す地図
「CAL 3」と呼ばれる「カリフォルニア3分割案」はシリコンバレーに拠点を置く投資資産家ティム・ドレーパー氏が発案。先月、住民投票を求める60万人分の署名が集まり、同州のアレックス・パディラ州務長官に提出した。 カリフォルニア州法では住民投票で是非を問うには有権者36万5千人の署名が必要となっており、それをはるかに超える署名が集まった。 同提案はサンフランシスコ近郊のベイエリアからオレゴン州との州境までを「ノースカリフォルニア」、ロサンゼルス、モントレー、サンルイスオビスポ、サンタバーバラ、サンベニート、ベンチュラの6郡を含む一帯を「カリフォルニア」、フレズノからサンディエゴまでを「サウスカリフォルニア」の3つに分割し3州にするというもの。 住民投票で同提案が支持された場合は、その後カリフォルニア州議会と合衆国議会での承認が必要となる。 過去に分割されて誕生した州はケンタッキー、メイン、バーモント、ウエストバージニアの4州で、もっとも新しいのが1863年の南北戦争時にバージニア州から分離したウエストバージニア州となっている。
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