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Writer's pictureRafu Shimpo

カルフォルニア日本舞踊会:29日(土)に「三味線の芸」を開催

日本から本條秀太郎迎え共演

 カルフォルニア日本舞踊会は29日(土)、トーレンスにあるジェームスアームストロング劇場(3330 Civic Center Dr, Torrance)で「三味線の芸」を開催する。日本から三味線演奏家、作詞家、指導者でもある本條流家元の本條秀太郎をはじめとする8人の演奏者が来米し、南加地区で活動する日本舞踊の坂東秀十美、坂東拡三也、中村成美らと共演。また日米で民謡の普及に務める佐藤松豊も特別出演する。翌30日(日)にはワークショップも行われ、日本の伝統芸能を紹介する。

来米する三味線演奏家の本條秀太郎

 本公演では日英両語で解説、説明、デモンストレーションとインタビューを通して三味線を紹介し、日本の伝統音楽を当地の人々に伝える。  開演は午後2時から。入場料は25ドルから40ドル。駐車場は無料となっている。  また30日にはガーデナバレー日系文化センター(Gardena Valley Japanese Cultural Institute=JCI、1964 West 162nd Street, Gardena)で三味線のワークショップが行われる。  初心者を対象としたワークショップは午後2時から3時半までとなっており、三味線演奏の基礎が学べる。三味線は貸し出しているため、持っていない人でも気軽に参加できる。費用は1人10ドル。  中級から上級者を対象としたワークショップは午後4時から5時半までで、本條秀太郎自ら指導する。費用は1人25ドル。  ワークショップ参加希望者は事前に申し込みが必要となっている。ワークショップの申し込みはウェブサイト―nihonbuyokai.orgより。  本條秀太郎は1971年に本條流を創流し、350曲におよぶ「端唄」を収集し、新作端唄も多数作曲。民謡、民俗芸能の採譜、発堀、CD制作や海外での演奏活動も精力的に行っている。  また、古典・民族音楽を礎に、現代に生まれた伝統的三味線音楽の音派「俚奏楽」を発表。1968年よりNHK大河ドラマの邦楽指導を担当し、2008〜13年には演劇界の鬼才サイモン・マクバーニー出演の「春琴」に参加。ロンドン・パリ・ ニューヨーク・東京公演などに出演し演奏。07年には紫綬褒章を受章している。  カルフォルニア日本舞踊会は2012年に設立された非営利団体で、日本舞踊をはじめ、着物、音楽など日本の伝統文化を紹介する活動を行っている。  ワークショップに関する質問はEメール―nihonbuyokai@gmail.com

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