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サンタモニカ・マウンテン:監視カメラにアメリカグマ
19世紀以降、サンタモニカ・マウンテンに野生の熊は生息していないはずだった。しかし7月26日、マリブ・キャニオン州立公園に設置されている監視カメラにアメリカグマの姿が映し出されていた。国立公園サービス局が4日、発表した。【吉田純子】
マリブ・キャニオン州立公園に設置されている監視カメラに映し出されたアメリカグマ(国立公園サービス局より)
アメリカグマは体調およそ1・50メートルから1・80メートル、体重およそ120から150キロの中型の熊。 カリフォルニア州で最後に大型のグリズリーベアーが目撃されたのは1924年。1800年代にその多くが殺処分されていたという。一方、アメリカグマはサンゲーブル・マウンテンやサンタ・スサナ・マウンテンに今も生息しているという。 同局によると、アメリカグマがフリーウエー#101の南側のサンタモニカ・マウンテンで発見されるのは極めてまれだという。 同州立公園は8千エーカー以上の面積があり、さまざまな種類の野生動物や植物が生息している。カリフォルニア州立公園ロサンゼルス地区の管理責任者のクレッグ・サップ氏は「今回監視カメラに映し出されていたアメリカグマが今後も公園内で暮らしていくと決めたならば、われわれは共存するための方法を見つけなくてはならない」と話している。
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