ドジャース前田、JANMでサイン会:ファンとのふれ合い楽しむ
1歳のドジャーファンとふれあう前田投手(右)
ドジャースの前田健太投手は、球団が企画したコミュニティー・ツアーに参加し27日、小東京の全米日系人博物館(JANM)を訪れサイン会を開き、待ち構えた約150人のファンとのふれ合いを楽しんだ。
100歳の山崎君香さん(右)と握手する前田投手
前田投手は、ファンが持参したボールやバット、昨年球場で配布されたボブルヘッド人形、レプリカジャージー、写真などにサインし、写真撮影にも気さくに応じた。「漢字でサインして下さい」など、一人ひとりのリクエストにていねいに応え、ファンサービスに努めた。ファンから「昨季は本当によくやってくれたね」などと誉められたり、「いっぱい勝って、優勝してね」などと励ましの言葉をもらい、笑顔で応えていた。 「ケンタの大ファン」と話すモンテベロに住むグレン・ルーベンさんは、サインをもらったボールを披露し「昨年はルーキーにもかかわらず活躍し、チームをプレーオフに導いてくれた。多くのファンを持ち、ケンタがロサンゼルスを選んだのは、正しい選択だったと思う」と述べた。 ガーデナに住む100歳の山崎君香さんは、握手を交わし「頑張って下さい」と声をかけると「はい。頑張ります」と返され「とてもうれしかった」と大喜び。2日後に誕生日を迎えるといい、サインをもらったボブルヘッドは、ひと足早いプレゼントととなったようで「いい思い出になった」と笑顔で話した。 前田投手は、ファンから激励を受け「期待してもらえることは、選手としてとてもうれしい。期待に応えることができるように頑張りたい」と誓った。JANMを訪れたのは今回が初めてだといい「こういう機会をいただき感謝していて、来ることができて良かった。日本人や日系人の方に会って、喜んでもらいうれしかった」と語った。【永田潤、写真も】
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