ペンパイナッポー…
何の意味もない歌詞を日本人男性が歌って踊る動画が世界を駆け巡っている。 ♪♪アイハブアペン。アイハブアナッポー。アッポーペン! アイハブアペン。アイハブパイナッポー。パイナーポペン! アッポペン。パイナポーペン。ペンパイナッポーアッポーペン。 パンチパーマにフチなし眼鏡。豹模様のシャツにマフラーをひっかけたちょび髭中年男の歌がなぜ、こんなに受けるのか。 世界的なミュージシャン、ジャスティン・ビーバーが「ボクの大好きな動画だ」とツィート。それが起爆剤となってネット上で拡散したらしい。 動画は、韓国、中国、タイとアジア各地に広がり、欧米を席巻している。中国では「日本大叔洗脳神曲」のタイトルでコピー動画が増殖されている。 10月時点での再生回数はなんと3億3000万回。全米チャートで77位にランクインしている。日本人エンターテイナーとしては松田聖子の54位以来、26年ぶりの快挙だ。 自作自演のパーフォーマーの名前は「ピコ太郎」(53)。プロデュサー名は「古坂大魔王」。かって「底抜けAIR-LINE」というコンビ漫才をやっていたが、「楽屋では誰よりも皆を笑わせるんだけど、本番ではそれを発揮できない」(「爆笑問題」の田中裕二)芸人だったらしい。その「大魔王」が大ブレークしたのだ。 「くだらないけど、なぜか、そのリズム感にハマるらしい」(英BBC東京特派員) 歌詞は英語だが、「ペンとリンゴとパイナップル」と判じ物のような単語が並んでいるだけ。くだらないだけにネットでミーム(Meme=流行)するのだろう。 ろくにまともな演説もできず、思いついたことをツィートするだけで大衆を扇動する大統領候補が出現する、このご時世。 「ペンパイナッポー…」が受ける理由についてコメントを求めた米社会学者は「時代を感じるね」とツィートしてきた。【高濱 賛】
Recent Posts
See Allこの4月、日本を旅行中に東京から新幹線で45分の静岡県熱海で温泉に浸かり、翌日、山の上の美術館で北斎・広重展を開催中と聞き、これはぜひと訪れてこの美術館の素晴らしさに驚き魅せられた。その名はMOA美術館(以下モア)。日本でも欧米でもたくさんの美術館を見たがこれは...
ヘンリー王子とメーガン・マークルさんの結婚式が華やかに執り行われた。米メディアも大々的に報道した。 花嫁がアメリカ人であるということもあってのことだが、それにしてもアメリカ人の英王室に対する関心は異常としか言いようがない。 ...
目覚める前のおぼろな意識の中で、鳥の鳴き声が聞こえた。聞き覚えがない心地よい響きに、そのまま床の中でしばらく聴き入っていた。そうだ…Audubonの掛け時計を鳴かせよう… Audubonは、全米オーデュボン協会(1905年設立)のことで、鳥類の保護を主目的とする自然保護...
Comentarios