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仏機、爆破予告で緊急着陸 :LAX含む米国発2機
ロサンゼルス国際空港(LAX)と首都ワシントン郊外のダレス空港からフランスに向かうエールフランス2機に17日、匿名の爆破予告があり、ユタ州とカナダの空港にそれぞれ緊急着陸した。
乗客乗員およそ500人が搭乗し、パリのシャルル・ドゴール空港に向け同日午後4時04分にLAXを飛び立ったエールフランス65便は、地上からの爆破予告の電話を受け、午後7時11分にユタ州のソルトレークシティー国際空港に着陸した。 間もなくして、262人を乗せダレス空港を飛び立ったエールフラン55便にも同様の爆破予告があり、カナダ東部のハリファックスに着陸した。 2機とも乗員乗客にけがはなく無事だった。着陸後、65便の乗客は連邦捜査局(FBI)から取り調べを受け、間もなくして再び搭乗しパリへ向かった。 55便も着陸後、カナダの警察当局が乗客の荷物や飛行機を捜査したが、爆発物は見つからなかった。 現在までのところ爆破予告をした人物、また同一人物によるものかは不明で、当局は特定を急いでいる。 北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)によると、どちらのケースも戦闘機の緊急発進はなかったと述べている。 13日に発生したパリ同時多発テロとの関連性は分かっていない。
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