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加州知事:21カ所で山火事、非常事態宣言
現在、カリフォルニア州の21カ所で山火事が発生しており、3日までに州内全体で13万4千エーカー以上が焼失した。加州のジェリー・ブラウン知事は7月31日、非常事態宣言を発令し、各地で消防隊員による懸命な消火作業が行われている。
加州消防局によると、気温の上昇に加え、加州の4年におよぶ記録的な干ばつにより、空気が極度に乾燥しており、火の手が早いという。州内全体では9300人の消防隊員が出動し、消火活動にあたっている。 加州森林保護・防火局によると北加サクラメント北西部のレイク、ヨーロー、コルーサの3郡では、29日午後から大規模な山火事が発生し、3日までにおよそ6万エーカーが焼失した。 6日間にわたり燃え続けている山火事は、依然火の手がおさまらず、鎮火は12%にとどまっている。現在も消防隊員3千人、消防車285台、エアータンカー4機、ヘリコプター19機を動員し、消火作業が続けられている。 これまでに住宅24棟が全焼し、およそ6300世帯が火の手にさらされ、近隣住民およそ1万2100人に避難勧告が出された。出火原因は分かっていない。 加州とオレゴン州との州境にあるモドック国有林では30日、消火活動に当たっていた消防士1人が死亡しているのが見つかった。これまでに消防士4人がやけどなどの重軽傷を負い、病院に搬送されたが、まもなく退院している。
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