南加日系合唱連盟:7団体が合唱コンサート
コンサートの最後に7団体が合唱し合同曲3曲を披露した
南加日系合唱連盟(小川弘子会長)は3月23日、トーレンスのファースト・ルーザラン・チャーチで7団体が参加する第5回合唱コンサートを開催した。各合唱グループは懐かしい日本の名曲からクラシックまでさまざまな曲を披露し、歌うことの楽しさを観客に伝えるかのように歌い上げた。
同連盟にはウエストロサンゼルスとウッドランドヒルズで活動する女声合唱団「コーラス森の会」、ロサンゼルスで活動する女声合唱団「コスモス」、トーレンスで活動する男声合唱団「LAメンズグリークラブ」、トーレンスで活動する女声合唱団「さくらコーラス」、トーレンスで活動する混声合唱団「カぺラオーパス」、トーレンスで活動する女声合唱団「サウスべイハーモニー」の6団体が加盟している。この日はゲストグループとして混声合唱団「サウスベイシンガーズ」も参加した。
コンサートで最初に歌声を披露したのはサウスべイハーモニー。「三つの聖歌」より「La Speranza」と「ウィスキーがお好きでしょ」の2曲を披露した。続いてコーラス森の会は「花のまち」と「希望のささやき」、サウスベイシンガーズはオペラ「椿姫」より「Coro di Mattadori」と「Coro di Zingarelle」、LAメンズグリークラブは組曲「柳河風俗詩」より「柳河」「かきつばた」「梅雨の晴れ間」の3曲、コスモスは「花の海」と「三つのモテット」より「Veni Domine」、さくらコーラスは「早春賦」「A La Nanita Nana」そして「アルゴリズム体操」を披露した。
最後の合同曲は毎回違う選曲となっており、今年は「聞こえる」、「みかんの花咲く丘」、オラトリオ「Messiah」より「Hallelujah」の3曲を披露した。加盟団体のひとつカペラオーパスは合同曲にのみ参加した。
同連盟は2005年に設立。ロサンゼルス近郊で活動する日系合唱団で形成され、加盟グループがコンサートをする時などには互いに聞きに行くなどして交流を深め、歌を通してコミュニティー内で活動している。【写真=吉田純子】
コーラス森の会のメンバー
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