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敬老売却問題:ガーデナ市「守る会」支援を決議
ガーデナ市議会で決議されたリポートの一部
敬老売却問題に関して、ガーデナ市議会が「敬老を守る会」の活動を支援する決議を26日夜、議会メンバーの全員一致で採択した。
日系人、日本人が多く暮らすガーデナ市。敬老4施設のひとつ「サウスベイ敬老看護ホーム」も市内にあり、同市を選挙区にもつマキシン・ウォータース連邦下院もこの問題に積極的に関わり、14日には市内の教会で記者会見を兼ねた政治集会が行われたばかりだ。
この集会に参加した市議会議員ダン・メディナ氏の支援のもと、ガーデナ市内で不動産業を営む守る会のジョン・カジ氏が原案を作成した。さまざまな内容が検討され、議員4人と市長のポール・タナカ氏の5人の全員一致で、26日夜に採択された。
採択された決議は次の3つ
①市議会は敬老の居住者、スタッフ、寄付者の人権、住居権を守るために、また、敬老4施設が敬老本来のミッションを継続することを確実にするために「守る会」を支援する ②市議会は敬老の居住者、スタッフ、寄付者を守るために州と連邦政府による適切な介入を強くうながしていく ③この決議はただちに有効となる
守る会はロサンゼルス市、ロサンゼルス郡、カリフォルニア州にも同様の決議の採択を促し、より政治的な働きかけを強めていく予定だ。【中西奈緒】
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