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東日本大震災の被災農家支援:農園歩いて「希望を収穫」
農園内の1・5マイルを歩くイベント参加者
ネクタリンを振る舞う若いボランティア
2011年に発生した東日本大震災で被災した農家の支援を目的としたファンドレイジング「Walk the Farm」が17日、アーバインのタナカ農園で開かれた。参加費用30ドルを寄付した約2500人が、「Harvesting the Hope」(希望を収穫)を合い言葉に1・5マイルを歩き、畑で収穫したばかりの新鮮な数種の野菜や果物を賞味した。
イベントは、同農園とオレンジコースト・オプティミストクラブ(OCO)が毎年共催し、今年で7回目。農園経営者のグレン・タナカさんは、イベントについて「被災者は、地震と大津波で家や財産など、すべてを失った。同じ農家として、辛い気持ちが分かるので毎年行っている」と説明し、支援継続の意思を示している。
イベントのボランティアは650人を数え、地元を中心に日系諸団体から有志が力を貸した。各地区のバスケットボールチームの少年少女やボーイスカウト、ガールスカウトなど、若者の活躍が目立った。
とれたてのトウモロコシを披露し、写真に納まる参加者
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