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Writer's pictureRafu Shimpo

濱口、要所で鋭いブロック:鈴木「優勝へカウントダウン」

第4Q途中から出場し、指示を出す鈴木(中央)


厳しいマークをかわし、パスキャッチを決める濱口(左)

 女子プロアメリカン・フットボールリーグ(WFA)は先週末、第7週を終え、鈴木弘子と濱口芙由紀が所属し開幕以来、無敗の強さを誇るロサンゼルス・ウォリアーズは19日、ピコ・リベラのホームフィールドでサンディエゴ・リベリオンと対戦し58―0で完勝。6戦全勝を飾った。

 すでにプレーオフ進出を決めているウォリアーズは、格下相手にこの試合も鈴木ら主力を温存。控え主体で臨んだが、試合開始早々からタッチダウンを決めると得点を重ね、鉄壁のディフェンスは敵を寄せ付けず完封した。  ワイドレシーバー濱口は、前試合で3タッチダウンを記録し波に乗る。この日はパスキャッチは1本のみで、自身はタッチダウンを奪うことはできなかったが要所で鋭いブロックを決め「苦手だと思っていたブロックがうまくいき、チームの得点に貢献できたと思う」と胸を張った。  鈴木はプレーオフに向け、試合での調整のため第4Q途中から出場。開幕から毎試合、攻守で異なるポジションをこなしており、この日は長年やってきたセンターに入った。オフェンスはここまで大量得点で

試合後、相手チームと健闘をたたえ合う濱口(左)と鈴木

圧勝してきたが、ディフェンスがなかなかゼロに抑えることができなかったため「今日初めてゼロ点に抑えられて、課題をまた一つ克服できた」と喜んだ。  オーナーでもある鈴木は、オフシーズンから「ファミリー」を合い言葉にチーム作りに努めてきた。この日の試合後は、コーチが選手にプロポーズするサプライズがあり「みんなで祝って雰囲気がよくなり、これでまたチームが一つになった。優勝へのカウントダウンが始まった感じがする」と語った。  ウォリアーズの次戦(26日土曜)は本拠地でのレギュラーシーズン最終戦で、シンシティー・トロージャンズを迎える。午後6時にキックオフ。  チケットは10ドル。 www.lawarriorsfootball.com

タッチダウンを決める昨季シーズンMVPに輝いたランニングバック、ガードナー(左)


キッカーのマリア・サラザーの力強いキックオフの連続写真


夕闇が迫る中、ハーフタイムでウォームアップし、後半に備えるウォリアーズの選手


コーチの選手へのプロポーズに歓喜するウォリアーズの選手たち


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