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石油王の孫、死因判明: 遺体から覚せい剤検出
今年3月31日にハリウッドヒルズの自宅で死亡しているのが発見された石油王・故ジャン・ポール・ゲティ氏の孫のアンドリュー・ゲティ氏(当時47)の検視結果が発表され、死因は潰瘍性大腸炎による出血死だったことが分かった。また死体からは覚せい剤のメタンフェタミンも検出されていた。
当局によるとゲティ氏の死因に事件性はないという。 同氏の遺体は自宅浴室で発見された。当初から当局は死因は自然死か事故によるものとしていたが、ロサンゼルス市警察(LAPD)の殺人担当課も捜査にのりだしていた。 石油王として知られる故ジャン・ポール・ゲティ氏は、美術品の収集家としても有名で、ゲティ財団を設立。ロサンゼルスのゲティ・センターにあるJ・ポール・ゲティ美術館とパシフィック・パリセーズのゲティ・ヴィラを建設した。 一方でゲティ一族には悲劇が絶えず、故ジャン・ポール・ゲティ氏の孫のひとり故ジョン・ポール・ゲティ3世は16歳の時、イタリアのローマで誘拐され、耳を切り取られている。その後ゲティ氏は犯人の身代金要求に応じゲティ3世は解放されたが、この事件でゲティ3世は精神を病み、2011年に54歳で亡くなっている。
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