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道路状況調査:LAが全米ワースト2
LA市内にはこうしたひび割れた道路が至る所にある
ワシントンDCを拠点に、全米の道路状況や交通環境などについて調査を行うNPO「TRIP(National Transportation Research Group)」が23日に発表した全米の都市の道路状況に関するレポート結果によると、ロサンゼルスが全米で2番目に道路状況が悪い都市であることが分かった。
ロングビーチ、サンタアナを含むロサンゼルス地区の道路にはデコボコ道やひびの入った道が極めて多く、劣悪な状況であるという。 レポートによると、同地区ではフリーウエーを含む73%の道路が修復が必要な状態で、道路状況の悪い車道を運転した車の年間にかかる修理費は、平均1031ドルになるという。 ワースト1に選ばれたのはサンフランシスコとオークランド地区。そのほかカリフォルニア州の都市でワーストトップ25にランクインしたのは、ベイエリアのコンコードが3位、サンノゼが4位、サンディエゴが8位、リバーサイドとサンバナディーノ地区が14位、サクラメントが24位だった。 フリーウエーの修復は加州運輸局が行っているが、これまでに修復に60年以上もかかっている道路もあるという。 31日をもって、道路修復のための連邦政府からの支援プログラムは終了する。連邦道路管理局(FHA)によると、議会は、連邦支援プログラムの短期延長を申請中だというが、TRIPは加州の道路状況の改善にはそれだけでは解決に結びつかないと指摘している。
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