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LA市:上半期の犯罪率、6・3%増加
LA市の防犯対策について話すガーセッティー市長(右)とLAPDのチャーリー・ベック本部長
ロサンゼルス市警察(LAPD)は22日、同市の今年上半期の犯罪率を発表した。同管轄地区内の7月16日までの犯罪率は前年同時期と比べ6・3%増加。暴力犯罪は15・9%、窃盗犯罪は3・8%それぞれ増加していたことが分かった。【吉田純子、写真も】
強盗犯罪は16・8%増加。殺人事件数は前年同時期と同じ142件だった。一方、レイプ犯罪は8・7%減少した。 LA市全体で銃で撃たれた人の数は前年同時期より1人少ない586人だった。 市内でもっとも犯罪が多いサウス・ロサンゼルス地区の暴力犯罪は、77th Street署では23・1%、ニュートン署では21・2%、ほかハリウッド署では20・2%、LA市東部のホレンベック署では33・2%それぞれ増加していた。 LA郡シェリフ局も今年6月末日までの犯罪率を発表しており、同局管轄地区内の暴力犯罪率は8・4%、窃盗犯罪は6・8%それぞれ上昇していた。 犯罪率の増加はカリフォルニア州全体でも昨年同じようにみられ、加州司法局によると、加州全体の2015年の暴力犯罪は14年比で10%、窃盗犯罪は8%それぞれ増加していた。
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