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Writer's pictureRafu Shimpo

LA郡:ガソリン価格が急上昇

レギュラー・ガソリンが1ガロン当たり4・99ドルまで値上がりしたビバリーヒルズのガソリンスタンド=14日

レギュラー・ガソリンが1ガロン当たり4・99ドルまで値上がりしたビバリーヒルズのガソリンスタンド=14日

 南カリフォルニア地区でガソリン小売り価格が急上昇している。ロサンゼルス郡では、昨年5月7日以来の最高値を記録し、7・6セント増の1ガロン当たり4・28ドル(レギュラー)となった。中には5ドルを超える地区も出てきている。

 トリプルエー(AAA)の統計によると、LA郡の平均ガソリン小売り価格は9日から15日までに73・3セント、先月比で61・9セント、前年同月比で15・9セント上昇している。  オレンジ郡でも15日、昨年5月7日以来の最高値を更新し、7・2セント増の4・248ドルとなった。9日から15日までに75・1セント、先月比で66・1セント、前年同月比で14・8セント上昇している。  ガソリン価格の高騰は、今年2月に発生したトーレンス市のエクソンモービル製油所で起こった爆発事故で製油所の一部が閉鎖されていることで、供給が追いつかず、高値がつけられていることが影響していることと、カーソン市にある石油精製販売会社Tesoro(テソロ)の製油所でも年1回の整備のため一部が閉鎖されていることが値上がりに影響していると専門家は分析している。  14日の時点で、1ガロン当たり5ドルを超える地区も出ており、高級住宅地として知られるビバリーヒルズでは、レギュラー・ガソリンが1ガロン当たり4・99ドル、プレミアム・ガソリンが5・59ドル。ブレントウッドではレギュラー・ガソリンが5・89ドル、プレミアム・ガソリンが5・97ドルのガソリンスタンドもあった。  カリフォルニア州全体の平均ガソリン小売り価格(レギュラー)は3・72ドル、全米は2・77ドルとなっている。

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