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LAUSD:卒業率、77%に上昇
ロサンゼルス統一学校区(LAUSD)の高校生の16年度の卒業率が前年度より5ポイント上昇し77%になったことが、カリフォルニア州教育局が11日に発表した統計結果により明らかになった。【吉田純子】
統計は同学校区に通う生徒3万4563人を対象に行われた。同学校区のミシェル・キング教育長によると、もっとも卒業率が伸びたのは黒人生徒と英語を学ぶ生徒だったという。 16年の黒人生徒の卒業率は前年度66・5%から72・5%に上昇。英語を学ぶ生徒は前年度の50%から57%に上昇した。 また中南米系生徒の卒業率も上がっており、前年度71%から77%になった。 エスニックグループの中ではアジア系とフィリピン系の生徒の卒業率がもっとも高く、アジア系は87・3%、フィリピン系は90%だった。 一方で、カリフォルニア州の平均と比べると、LAUSDの卒業率は平均より低いことが分かった。加州全体の16年の卒業率は83%。特に白人生徒で差が顕著に表れ、LAUSDの白人生徒の卒業率は77%、加州全体は88%だった。 加州全体のアジア系生徒の卒業率は93%、中南米系が80%、黒人は72%、英語を学ぶ生徒は72%となった。
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