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VJCC:恒例の夏祭り賑わう
夏祭りでゲームに興じる女の子
ベニス日系人会は6月25、26の両日、ベニス日系コミュニティーセンター(VJCC)で毎年恒例の夏祭りを開催した。かき氷や団子、スパムむすびなど食べ物の屋台が並び、ゲームのほか空手や三味線、日本舞踊、生け花など日本文化を紹介する実演やパフォーマンスも披露され、大人から子どもまで楽しめる夏祭りとなった。【吉田純子、写真も】
浴衣姿でおいしそうにかき氷をほお張る女の子
夏祭りは連日多くの人で賑わった。時折目にする浴衣姿の子どもたちが日本の夏を彷彿とさせる。同センターの屋外には、輪投げやコイン投げなど各種ゲームのブースが設置され、真剣な面持ちでゲームに没頭し、賞品を獲得し喜ぶ子どもたちで溢れた。
食べ物はいなり寿司やちらし寿司のほか、日本の夏祭りではなかなかお目にかかれない揚げワンタンやタコス、韓国風バーベキュー弁当などもあり、人種のるつぼロサンゼルスならではの食べ物が並んだ。
体育館の舞台では合気道や書道、太鼓、剣道などパフォーマンスも披露されたほか、ホールには盆栽や生け花、書道なども展示されており、日本文化に触れる貴重な機会となった。
マンハッタンビーチ在住のキャロリン・ヌマタさんは夫のホゼさん、娘のギャビーさんとともに初めて同センターの夏祭りに参加。日本人の父と米国人の母を持ち、16歳まで日本で育ったというキャロリンさんは、「子どものころに行った日本の夏祭りを思い出し懐かしくなった」と終始楽しんだ様子。照り焼きチキンやソーメンなどに舌鼓を打ち、ゲームを楽しみ、家族との休日を満喫したようだ。
初めて同センターの夏祭りに参加し親子の休日を楽しんだキャロリン・ヌマタさん(右から)と娘のギャビーさん、夫のホゼさん
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